遺産相続の解決事例
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険悪気味だった兄妹間の相続を円満に解決したケース

50代 男性
この事例の依頼主 50代 男性

相談前の状況 大阪在住の依頼人の母親が富山の自宅で孤独死されました。富山に住んでいる依頼人の妹(53歳)が相続について、話し合いのテーブルに着くことを拒否。困った依頼者はご相談のためご来所されました。

「孤独死したとはいえ、母親のことを手伝っていたのは私であるから、母親の財産はすべて自分が単独で相続します。」と言って聞き入れません。遺産分割協議すら行う余地はありませんでした。

解決への流れ 依頼人も当然相続人ですので、きちんと相続を受ける立場にあります。
まずは、相続人が誰なのか、相続財産がどれだけあるのか、を調べることにしました。
戸籍謄本を取り寄せて調べた結果、相続人は、依頼人のご指摘通り依頼人と妹の2名と確定しました。
相続財産は、依頼人の母親名義の土地、建物(評価価値2,500万円)預貯金、判明しているだけで約1,000万円と判明しました。
妹に受任通知を送ったところ、妹の態度が硬化しましたが、知人から知恵を得たのか、金額については譲歩するという回答を得ることに成功しました。
現実問題として、依頼人は大阪で持ち家を所有していることや、実際少しでも母親の世話をしてくれたのは妹だということで、相続財産としての土地、建物は、そのまま妹に譲ることにしました。そして、預貯金の1,000万円のうち、800万円は依頼人の相続分として合意することに成功しました。

山崎 慶士 弁護士 山崎 慶士 弁護士からのコメント 相続分としては、綺麗に折半とはいきませんでしたが、今後の兄妹仲が悪化することを懸念し、落としどころを探った結論と言えます。

相続問題は急に訪れます。どうしても感情的になってしまうことが多いのですが、亡くなられた被相続人の立場からすれば、兄妹同士が揉めることを望んでいるはずがありません。相続問題において、弁護士は、権利を主張して相手に打ち勝つことだけではなく、今後の兄妹関係のことにまで配慮した事件処理が求められています。

相続人の確定、相続財産の確定は当然のこと、相続人間の感情の調整も含めて、弁護士にお任せいただくことで、事態が好転することは少なくありません。お困りの際にはぜひ一度ご相談にいらしてください。

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