- 盗撮
- 加害者
盗撮により捜査されたが、被害者との示談を成立させ、家庭内の監督環境を整え、性障害治療を行うことを検察官にアピールし、不起訴を獲得した事案。また、依頼者の氏名が公表されないよう働きかけた事案
相談前の状況
依頼者は、女性のスカート内を盗撮し、警察の捜査を受けていた。
被害者に被害弁償を申し出たが拒絶されていた。
また事情により、マスコミに依頼者の実名が報道されることを極めて恐れており、弁護士に依頼
解決への流れ
弁護士から被害者に連絡をとったところ、被害者の父親と話すことができた。
当初示談は拒絶されたが、粘り強く交渉した結果、被害弁償金を受け取っていただくことができ、依頼者を宥恕(許す)という文言を入れた示談書を作成することができた。
また、依頼者の盗撮癖を根本的に断ち切るため、両親との話し合いも重ね、今後の監督環境を整えた。
さらに、性障害治療を受けることを依頼者に提案。
継続的にカウンセリング治療を受けることになった。
これらの事情を検察官に主張した結果、不起訴を獲得した。
また、実名報道することの不利益を警察・検察に強く伝え、無事、実名報道もなされなかった。
加藤 久美江 弁護士からのコメント
依頼者は、盗撮が容易には治らないことを自覚していたので、不起訴を獲得することはもちろん、ここで盗撮癖の根を断ち切るための活動も行いました。
依頼者のご両親と話し合い、具体的な監督方法を一緒に考え、今後依頼者の気が緩むことがあっても、ご両親が気づき、立て直すことができるよう、環境を整えました。
また、性障害専門の医療機関を紹介し、性障害治療を継続的に受けることを開始しました。
不起訴となったうえ、治療という道筋がついたことにより、依頼者もご両親も、将来に対する不安が和らぎました。
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