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離婚したくないと主張していた夫との間で財産分与を回避して調停で離婚ができた事例
相談前の状況
クライアントは、東京に住む夫と離婚するために、東京から石川県へ戻ってきて、離婚をするために、私のもとへ相談にこられました。
話を聞くと、クライアントは、投資信託や株取引で多くの財産があり、他方、夫にはめぼしい財産はありませんでした。
そのため、夫から財産分与の主張をされると、妻がせっかく貯めた財産の半分を夫にとられてしまいます。
また、夫は、クライアントと離婚したくないと主張しており、別居期間はまだ数ヶ月でした。
夫は、東京にいるので、離婚調停をすると、東京家庭裁判所で実施することになるので、婚姻費用の審判を金沢家庭裁判所で申し立て、その後に、離婚調停の申し立てをしました。
解決への流れ
婚姻費用の審判から調停に移行し、夫は、婚姻費用の負担が発生することや、離婚で揉めていることが精神的に辛くなったのか、離婚に応じてくれることになりました。
そこで、当方は、早急に離婚に応じてくれるのであれば、これまでの婚姻費用の未払を免除することを条件として伝えました。
すると、夫は、離婚に応じてくれました。
そして、財産分与はしないという清算条項をいれて、無事に離婚が成立しました。
萩野 美穂子 弁護士からのコメント
クライアントは、がんばって貯めた財産の半分を夫にとられることなく離婚できたので、とても満足してくれました。
夫が離婚に応じてくれる反応を示した時に、すかさず、夫に対して、婚姻費用を免除するというメリットを与えて、財産分与について考えさせる時間を与えなたったことが成果につながったと考えます。
鉄は熱いうちに打てというように、相手方が離婚に前向きになったら、離婚条件を早急にまとめてしまうのがいいときがあります。
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