地元の茨城県で交通事故や刑事事件に取り組む、丁寧なヒアリングで不安の解消を目指す
地元で社会に貢献できる仕事をしたい
——弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
最初に弁護士を目指そうと思い立ったのは、中学1年生くらいの頃でした。社会に貢献できるような仕事がしたいと思っていたところ、当時、テレビ番組で法律を扱う仕事を知って、興味を持ちました。
その後、中学校の職場体験で当時水戸地裁の近くにあった弁護士事務所にお伺いして、裁判所を案内してもらったり仕事内容を伺ったりして、弁護士になるという思いが固まっていきました。
私は茨城県東茨城郡茨城町の出身です。地元で仕事をしたいという思いがありましたので、茨城県内でさまざまな案件に対応している今の事務所に入所しました。
――どのような学生生活を送られていましたか。
中高時代は勉強をしながら、水泳部の活動にも打ち込んでいました。当時は中距離の選手で、800メートルリレーで関東大会に出場したこともあります。
茨城県内の大学に法学部がなかったので、東京の大学に進学しました。大学時代は勉強とホームセンターでのアルバイトに明け暮れていました。アルバイトでは接客やレジ、品出しなどの業務をしていましたが、お客さんのニーズを聞き取って商品を案内したり、いろいろな方とお話ししたりする経験は、今の弁護士業務にも活かされていると思います。
丁寧に証拠を集め、後遺障害等級の逆転認定を複数獲得
――注力分野を教えてください。
ご相談が多いのは、交通事故です。中でも被害者側からのご相談が大きな割合を占めます。交通事故に突然巻き込まれてしまい、「保険会社の対応で困っている」「重い怪我を負ってしまったけどどうしていいかわからない」などの困りごとが生じて、ご相談に来られます。
交通事故の被害者としてさまざまな問題に直面し、多くの方はこれからどうしていいか分からなくなっています。まずは、全体の流れを理解してもらい、安心して手続きが進められるよう、不安を払拭できるように努めています。
丁寧にお話を伺って依頼者が気になっていることを理解し、法律の側面からできることとできないことを率直にお話しすることもあります。
また、刑事弁護を扱うこともあります。茨城県という事務所の土地柄、外国人人口が多く、通訳が必要な加害者もいます。その場合、接見や資料の翻訳のため通訳の方と調整したり、農業実習生であれば雇い主である受け入れ先や、管理組合等とも調整を図りながら進めなければならないことも多々あります。
ーー依頼者のために心がけていることはどんなことでしょうか。
刑事弁護をする際には、本人がやってしまったことはきちんと反省してもらい、今後どうしていくのか、手続きが終わった後の生活も意識してもらえるように話をすることが多いです。
例えば、薬物事件は再犯率が高いので、どうしたら再犯しないのか。家族と話したり依存症のクリニックに行ったりするよう案内します。窃盗や盗撮などの行為が続いている方は、依存症に特化した医療機関を進めることもあります。
無免許運転や飲酒運転してしまった人であれば、今後車なしでどのように過ごしていくのか。刑事事件の手続きが終わった後に困らないよう、あらかじめ考えてもらうようにしています。
ーーこれまでの活動で印象に残っている事案を教えてください。
交通事故で重い障害が残りそうだということで、後遺障害等級の申請をしたものの、認定されなかったケースのご相談です。お話を聞くと、症状はとても重く、日々の生活で困っていらっしゃることがたくさんありました。
そこで、お話を聞き直して整理し、カルテを取り直して異議申立てしたところ、後遺障害等級が逆転で認定されました。賠償額も上がり、今後の治療の経済的な負担も減らすことができました。こうしたケースは複数ありますが、依頼者からは大変喜ばれ、頑張ってよかったなと思いました。
どういう実態で通院されているのか、どういう不利益を受けているのか。現在の状況を丁寧に聞き取り、医療記録などの証拠を集めることが大事だと思います。
今後は相続分野にも注力を
――休日の過ごし方や趣味について教えてください。
子どもの面倒を見つつ、動画を見たり勉強をしたりして過ごしています。元々はキャンプなどアウトドアが好きで、以前はよく妻と一緒に土日にキャンプに行っていました。映画館に行くのも好きで、中でもアクション系の映画を見ることが多いです。学生時代にやっていた水泳は忙しくてなかなかできていませんが、やりたいと思っています。
――先生の今後の展望についてお聞かせください。
これまではあまり注力できていなかった相続分野も担当していきたいと思っています。市や弁護士会の相談では、相続に関する相談がとても多く寄せられており、ニーズが高まっていることを感じています。
――法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
トラブルを抱え、何に困っているかよく分からない方もたくさんいると思います。弁護士に話をするだけでも、わからないことが解消されたり、漠然とした不安がなくなり安心できることもあると思います。ぜひ困りごとがあれば、遠慮なくお話しください。