須山 幸一郎 弁護士
まずは、本当に離婚という選択をするのかどうかについて、よく考えて頂くために、離婚を選んだ場合の今後の手続の流れ、離婚後の生活について話をしました。 2度目のご相談では、離婚を決意して来所され、「親権さえあれば、お金は要らない」と仰っていましたが、お子様の将来のことも考えて、親権だけなく養育費、財産分与、慰謝料、年金分割を請求するよう助言しました。 また、お子様の学校のこと、自身の収入など、離婚後の生活設計(住居・収入・お子さんの学校等)についても具体的によく考えておくことについても助言しました。 離婚については、ご相談者様ご本人が夫と協議しましたが、夫は浮気の事実を否定し、慰謝料も支払わない、親権は自分が取ると主張しました。 協議離婚は難しいと判断し、別居のうえ、家庭裁判所に離婚調停及び婚姻費用分担の調停の申立てを行いました。 調停においては代理人として同席し、ご相談者様が自分の思いを調停委員に伝える際に、内容を補足するとともに、専門家としての法的な主張を行いました。 夫は当初は調停においても不貞の事実を否定しましたが、当方は事前に浮気の十分な証拠を用意していましたので、夫の主張はトーンダウンし、結局当方の主張をほぼ全面的に認めた有利な調停が成立しました。 夫がローンを払っている住居については、当方が当分の間住み続けることができるような約束を取り付け、養育費はお子さんが大学を卒業する3月まで、月額は算定表通りの金額、進学時には別途協議する旨の条項が入りました。 夫の不貞については、慰謝料として200万円を支払ってもらうことになりました。 夫は面会交流を求めていましたが、お子さんも夫と今後も交流することを望んでいましたので、月1回程度、休日に面会出来るようにしました。 また、調停申立と並行して、浮気の相手方に対しても慰謝料を請求する内容証明郵便を送付。 裁判を起こす覚悟でいましたが、結局100万円の支払いを受ける内容の示談書を取り交わし、無事支払を受けることができました。 初めてご相談にお見えになった時には憔悴していたご相談者様が、解決後には吹っ切れた様子で、「悲しい出来事だったが、子供と一緒に前向きに生きていきます」とおっしゃっていたこと、後日ご丁寧にお礼のお手紙を頂いたのを覚えています。
夫の浮気を立証し、スピード和解を実現。の
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