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無所属・上西小百合議員が国会登院「エモーショナルな処分になったのは残念」
記者たちの質問に答える上西小百合衆院議員

無所属・上西小百合議員が国会登院「エモーショナルな処分になったのは残念」

旅行疑惑やその後のメディア対応などで「党のイメージを損ねた」として維新の党を除名され、無所属となった上西小百合衆院議員が4月7日、衆院本会議に出席した。無所属になってから初めての国会登院。午後1時から始まった本会議の終了後、国会内に集まった記者たちの質問に答えた。

本会議を終えた上西議員が議場前の通路に登場すると、一斉にカメラのフラッシュがたかれ、記者たちがその周りを取り囲んだ。当初はかすかに笑みを浮かべていた上西議員だが、何本ものマイク・レコーダーを突きつけられると一転、険しい表情で話し始めた。

所属していた維新の党から「除名」処分を受けたことについては「当初、事実と異なる報道がなされていたので、3時間の記者会見をして誤解を解くように努めましたが、エモーショナルな感じで、こういった処分になってしまったことは残念です」と語った。

一方で、「これからも、しっかりとがんばらせていただきたいと思っています」と議員を続ける意志を明確に示した。

上西議員は昨年の総選挙で、維新の党の「比例復活」で当選している。そのことから「無所属となったいま、議席を返す考えはないか」という質問も出た。それに対して、上西議員は「法律で議員を続けることが認められている以上、私としては『みなさまの声を国政の場に届ける』と選挙のときに約束したことを貫いていきたいと思っています」と答えた。

記者からの質問は絶え間なく寄せられていたが、上西議員は「委員会がありますから」と、午後1時30分からの法務委員会に向け、足早に立ち去った。会見時間はわずか3分に満たなかった。

(弁護士ドットコムニュース)

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