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「STAP細胞」論文の共著者・丹羽仁史氏が「記者クラブ」向けに会見
理化学研究所は「STAP現象」の検証作業を1年かけて実施するとしている(写真は4月1日に配布された発表資料)

「STAP細胞」論文の共著者・丹羽仁史氏が「記者クラブ」向けに会見

「STAP細胞」の論文不正問題で揺れる理化学研究所は4月7日14時から、東京・内幸町にある同研究所東京連絡事務所で、記者会見を開く。論文の共著者の一人で、小保方晴子ユニットリーダーと同じ理研発生・再生科学総合研究センターに所属する丹羽仁史プロジェクトリーダーらが、STAP細胞の真偽を検証する実験プロジェクトについて説明するという。

STAP論文の共著者が会見するとあって注目を集めているが、参加できるのは、限られたメディアの記者だけだ。いわゆる「記者クラブ」に加盟していない、雑誌やネットメディア、フリーランスの記者は締め出しを受けた格好となっている。

理研の広報担当者によると、4月4日昼に文部科学記者会、科学記者会、大阪科学記者クラブ、京都大学記者クラブ、神戸市政記者クラブ、神戸民間放送記者クラブの各クラブに向けて、記者会見についてのプレスリリースを送り、同日18時に参加申し込みを締め切ったという。

参加メディアを限定した理由について、理研の広報担当者は「会見の都合と、科学的・専門的なブリーフィングであるため、内容をご理解いただけるかという観点で絞った」と話している。これまで、理研はSTAP細胞問題について、東京で2回にわたり記者会見を開いたが、そのときは参加できるメディアに制限のない「フルオープン」の形でおこなっていた。

今回の丹羽氏らの記者会見の模様は、メディア向けにインターネットで中継する予定だという。会見に出席する理研関係者は、次の通り。

坪井裕(理化学研究所 理事)

相澤慎一(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 特別顧問/研究ユニットリーダー兼務)

丹羽仁史(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 多能性幹細胞研究プロジェクト プロジェクトリーダー)

(弁護士ドットコムニュース)

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