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弁護士向けパワハラ相談窓口を開設 川崎市の弁護士

弁護士向けパワハラ相談窓口を開設 川崎市の弁護士

神奈川県川崎市に事務所を構える弁護士が5月12日、法律事務所内での弁護士間のパワーハラスメントを巡る訴訟を契機に、相談者を弁護士に特化したパワハラ被害を相談する窓口を作り、相談の受付を始めた。

相談窓口を立ち上げたのは、髙木亮二弁護士(神奈川県弁護士会)。髙木弁護士自身が、代表弁護士から報酬の未払いや暴言・暴行といったパワハラ被害を受けた弁護士の訴訟代理人を務め、2021年4月、パワハラを認める判決を得られたことが契機となった。

髙木弁護士は、判決後、SNSなどで「自分や知り合いがパワハラ被害を受けている」といった弁護士の投稿を見かけ、「他にも苦しんでいる弁護士がいることを実感した」という。加害者より、被害者のほうが経験年数が浅い場合、「『経験豊富な弁護士を敵に回したくない』『自分より経験豊富な加害者が信頼されるのでは』と考えてしまうと、声もあげらづらい。戦うにしても勇気が必要で、被害が埋もれがちになってしまう」という構造的な問題があると考えたという。

窓口を通じて、パワハラ被害に苦しむ弁護士から相談を受け付ける。退職を希望する場合、業務の引き継ぎを調整するなど、退職に向けて支援するほか、加害者との示談交渉や、損害賠償請求訴訟を提起する際の代理人を務める。また、再就職先となる法律事務所の紹介や、独立のノウハウのアドバイスなどもしたい考え。退職を希望しない場合は、交渉などを通じ、職場環境の改善に取り組むという。

相談は、神奈川県内の弁護士だけでなく、全国の弁護士から受け付ける。相談を希望する場合、髙木弁護士の事務所ホームページ内に設けられた相談フォームから連絡する。

髙木弁護士は、「パワハラを受け続けると、精神的に大きなダメージを受け、退所するなどの正常な判断が一人でできなくなる。まずは誰かに相談することが重要なので、相談先のひとつとして、この窓口を思い出して欲しい」と話している。

弁護士のためのパワハラ相談|髙木亮二法律事務所

※画像は髙木亮二弁護士(2021年5月19日撮影)

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