今年の司法試験出願者は3754人 4千人割る
法務省は3月26日、2021年司法試験の出願者数(3月23日現在)を3754人と発表した。出願者数は新試験に一本化された2012年から減少を続け、初めて4000人を下回った。
出願者数の男女構成は、男性が2601人(69.29%)、女性1153人(30.71%)。また、受験資格別の出願者数は、ロースクールの修了者(見込み含む)が3264人(86.95%)で、予備試験合格者が412人(10.97%)、ロースクール修了見込みで予備試験合格者は78人(2.08%)となっている。
出願者数を選択科目別に見ると、労働法1113人(29.65%)が最も多く、経済法702人(18.7%)、知的財産法527人(14.04%)、倒産法483人(12.87%)と続いた。
試験地別では、東京都が2077人(55.33%)と半数を超え、大阪821人(21.87%)、福岡233人(6.21%)と続いた。