• HOME
  • マルチスキルの時代〜弁護士×○○の生き方〜

マルチスキルの時代〜弁護士×○○の生き方〜

マルチスキルの時代〜弁護士×○○の生き方〜

季刊誌『弁護士ドットコムタイムズ2024年9月号』では、マルチスキルの時代と題して、弁護士以外の資格を持つ方々にインタビューして、弁護士×○○の生き方を探ります。野村総研とオックスフォード大などが「AIで代替される士業」を発表したのは2015年。弁護士が取って代わられる確率は1.4%と、他士業に比べて低かったものの、その後の生成AIの登場などでリーガルテックは進化を続けています。これからの弁護士像を探るべく、資格に関するアンケートを実施した結果、見えてきたのはプラスアルファを求める意識の高さでした。

弁護士×医師

透析を止めると殺人罪? 医師兼弁護士「二刀流」でみえた「人体」と「人間社会」の理解

週3日医師として患者を診察し、週4日弁護士として大学や病院内の法的課題に対応する。医師兼弁護士の道を進んだ東京医科大の竹口文博氏は「やらされ仕事やブルシットジョブ(どうでもいい仕事)がない。やりたい仕事だから苦はない」とパワフルだ。白衣を脱げば、弁護士バッジ。「プロフェッショナル」とは「責任であり権限」だという。

弁護士×産業医

顧問弁護士とは違う“産業医弁護士”の役割 「労使紛争避け、従業員と会社の歩み寄りを促す」

医師として厚生労働省に出向した経験から、組織で働く人の健康を守りたいと考えた竹口英伸氏は、産業医兼弁護士の活動をしている。1人1人が健全に働ける社会を目指す日々を聞いた。

弁護士×コンサル

弁護士、会計士、データサイエンスなど多数の資格取得…マルチスキルで実現するコンサルの道

弁護士、公認会計士、司法書士、不動産鑑定士、データサイエンスの資格など、多数の難関資格を取得して、コンサルティングサービスを展開する松田康隆氏は「複数の専門性を持つことで、高いレベルの『ジェネラリスト』として、企業の課題解決に取り組みたい」と語る。士業関係者も近年は口々に「コンサルティングサービスが大事だ」というが、付加価値の高いコンサルティングサービス提供をするためには何が重要なのか。松田氏に詳しく聞いた。

弁護士×臨床心理士

臨床心理士に転身した弁護士が語る法律相談での対人スキルの必要性 「話す言葉が全てじゃない」

40代で弁護士から臨床心理士に転身した岡田裕子氏は、編著書「難しい依頼者と出会った法律家へ〜パーソナリティ障害の理解と支援」を2018年に出版した。弁護士だけでなく、法律相談を受けつける事務所の職員なども含めた司法関係者に向けたもの。「対人援助職」として最低限の心理知識を得ることは、相談のスキルを上げることだけでなく、自身を守ることにもつながると説く。岡田氏に詳しく聞いた。

弁護士×中小企業診断士

“経済に疎い”といわれる弁護士からの脱却 中小企業診断士で広がった人脈「唯一無二の仕事も舞い込んだ」

近年、弁護士に人気だという中小企業診断士は、経営者へのコンサルタントになり得る資格だ。4年前に取得した大阪の武田宗久氏は「人脈ができ、仕事の幅が広がった」という。資格取得の動機やメリットなどについて詳しく聞いた。

弁護士×業界知識

「弁護士資格はオーバースペック」 業界理解を深め、経営感覚の優れたインハウスになる

大手法律事務所からトヨタグループの法務部門への出向を経て、日本ペイントホールディングス株式会社の組織内弁護士に転身した安藤勝利氏。弁護士といえば一般的には独立した専門家のイメージがあるかもしれないが、言語・文化・経歴等の点で、多様な人たち数万人が在籍する「組織」の一員として働くことは、自身にとって刺激的で面白かった。組織での経験を積む中で経営管理全般にも関心が高まり、今後は国内MBAの取得も通じ経営人財を目指して挑戦を加速したいという。資格勉強の意義や目的を聞きました。

  • 記事URLをコピーしました

関連記事

  • 透析を止めると殺人罪? 医師兼弁護士「二刀流」でみえた「人体」と「人間社会」の理解

    週3日医師として患者を診察し、週4日弁護士として大学や病院内の法的課題に対応する。医師兼弁護士の道を進んだ東京医科大の竹口文博氏は「やらされ仕事やブルシットジョブ(どうでもいい仕事)がない。やりたい仕事だから苦はない」とパワフルだ。白衣を脱げば、弁護士バッジ。「プロフェッショナル」とは「責任であり権限」だという。(プロフェッショナルテック総研・川島美穂)

    続きを見る
    透析を止めると殺人罪? 医師兼弁護士「二刀流」でみえた「人体」と「人間社会」の理解
  • 顧問弁護士とは違う“産業医弁護士”の役割 「労使紛争避け、従業員と会社の歩み寄りを促す」

    「弁護士ドットコムタイムズ」では、マルチスキルの弁護士を特集する。医師として厚生労働省に出向した経験から、組織で働く人の健康を守りたいと考えた竹口英伸氏は、産業医兼弁護士の活動をしている。1人1人が健全に働ける社会を目指す日々を聞いた。(プロフェッショナルテック総研・川島美穂)

    続きを見る
    顧問弁護士とは違う“産業医弁護士”の役割 「労使紛争避け、従業員と会社の歩み寄りを促す」
  • 弁護士、会計士、データサイエンスなど多数の資格取得…マルチスキルで実現するコンサルの道

    弁護士、公認会計士、司法書士、不動産鑑定士、データサイエンスの資格など、多数の難関資格を取得して、コンサルティングサービスを展開する松田康隆氏は「複数の専門性を持つことで、高いレベルの『ジェネラリスト』として、企業の課題解決に取り組みたい」と語る。士業関係者も近年は口々に「コンサルティングサービスが大事だ」というが、付加価値の高いコンサルティングサービス提供をするためには何が重要なのか。松田氏に詳しく聞いた。(プロフェッショナルテック総研・新志有裕)

    続きを見る
    弁護士、会計士、データサイエンスなど多数の資格取得…マルチスキルで実現するコンサルの道
  • 臨床心理士に転身した弁護士が語る法律相談での対人スキルの必要性 「話す言葉が全てじゃない」 

    「弁護士ドットコムタイムズ」9月号は、マルチスキルの弁護士特集。 40代で弁護士から臨床心理士に転身した岡田裕子氏は、編著書「難しい依頼者と出会った法律家へ〜パーソナリティ障害の理解と支援」を2018年に出版した。弁護士だけでなく、法律相談を受けつける事務所の職員なども含めた司法関係者に向けたもの。「対人援助職」として最低限の心理知識を得ることは、相談のスキルを上げることだけでなく、自身を守ることにもつながると説く。(プロフェッショナルテック総研・川島美穂)

    続きを見る
    臨床心理士に転身した弁護士が語る法律相談での対人スキルの必要性 「話す言葉が全てじゃない」 
  • “経済に疎い”といわれる弁護士からの脱却 中小企業診断士で広がった人脈「唯一無二の仕事も舞い込んだ」

    「弁護士ドットコムタイムズ」9月号は、マルチスキルの弁護士特集。近年、弁護士に人気だという中小企業診断士は、経営者へのコンサルタントになり得る資格だ。4年前に取得した大阪の武田宗久氏は「人脈ができ、仕事の幅が広がった」という。資格取得の動機やメリットなどについて詳しく聞いた。(プロフェッショナルテック総研・川島美穂)

    続きを見る
    “経済に疎い”といわれる弁護士からの脱却 中小企業診断士で広がった人脈「唯一無二の仕事も舞い込んだ」
  • 「弁護士資格はオーバースペック」 業界理解を深め、経営感覚の優れたインハウスになる

    大手法律事務所からトヨタグループの法務部門への出向を経て、日本ペイントホールディングス株式会社の組織内弁護士に転身した安藤勝利氏。弁護士といえば一般的には独立した専門家のイメージがあるかもしれないが、言語・文化・経歴等の点で、多様な人たち数万人が在籍する「組織」の一員として働くことは、自身にとって刺激的で面白かった。組織での経験を積む中で経営管理全般にも関心が高まり、今後は国内MBAの取得も通じ経営人財を目指して挑戦を加速したいという。(プロフェッショナルテック総研・川島美穂)

    続きを見る
    「弁護士資格はオーバースペック」 業界理解を深め、経営感覚の優れたインハウスになる

弁護士向け

限定コンテンツのご案内

弁護士ドットコムでは、会員弁護士のみがアクセス可能なマイページサービスページをご用意しています。

本サイト内で公開されている記事以外にも、マイページ限定のコンテンツや、法曹関係者向けにセレクションした共同通信社の記事など、無料で登録・閲覧できる記事を日々更新しております。また、実務や法曹関係の話題、弁護士同士が匿名で情報交換できる無料の掲示板サービス「コミュニティ」も好評です。情報のキャッチアップや、息抜きなどにご活用ください。ご興味がございましたら、下記から是非ご登録ください。