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ジャパンライフ元会長資産は200万、債権額128億に対し 債権者集会で報告

ジャパンライフ元会長資産は200万、債権額128億に対し 債権者集会で報告

【本記事は2020年10月5日に公開したものです】磁気ベルトなどの健康器具商品を用いた販売預託商法(オーナー商法)をめぐり、詐欺容疑で逮捕された「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長と、元会長の娘である山口ひろみ元社長の債権者集会が、10月5日に東京地方裁判所で開催された。債権者集会では、ジャパランライフのオーナー商法で被害を受けた債権者に配当される元会長の個人資産が200万ほどしか残されておらず、元社長には配当すべき財産がないことが明らかとなった。

債権者集会は3回目で、9月18日に元会長と元社長が逮捕されてから初めての開催。集会後に会見した被害弁護団によると、破産管財人からは「新たな財産は見つかっておらず、これ以上管財業務を継続しても、さらに財産を見つける見通しはない」として、破産手続きを終了すると報告があったという。

配当される財産は、元会長の個人資産202万円3757円で、元社長の財産は残されていなかった。配当率は、届出債権額128億6650万4271円に対し、0.016%だった。今後、元会長については、配当手続きを簡略化する簡易配当を実施し、元社長については、手続きを廃止する異時廃止にするという。

被害弁護団の団長を務める石戸谷豊弁護士は会見で、「被害者からすると、実態解明されないまま終わるのは非常に残念。(元会長と元社長は)大変な額の報酬を得ていたのに、(配当金が)これだけしかないのは全く納得できない」と指摘。

元会長らが逮捕されたことで、刑事事件として捜査が行われるとして、「悪徳商法の事例では、捜査の過程で海外に隠匿財産が見つかるケースもある」として、新たな財産が見つかれば、改めて債権者集会を開催するなどにより、債権者への配当を求めるとしている。

(写真は会見する石戸谷豊弁護士 撮影/弁護士ドットコム、2020年10月5日)

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