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司法修習生が企画するシンポジウム「7月集会」、コロナと人権問題や選択的夫婦別姓などテーマに

司法修習生が企画するシンポジウム「7月集会」、コロナと人権問題や選択的夫婦別姓などテーマに

【本記事は2020年7月13日に公開したものです】第73期の司法修習生が企画・運営するシンポジウム「第73期7月集会」が、7月18、23~26日と9月(日程未定)に、オンラインミーティングツール「Zoom」等を利用して、分割開催される。司法修習生に限らず、学生、社会人など、誰でも参加可能。参加費無料。

このシンポジウムの歴史は古い。記録に残っている限り、第36期の修習開始前(1982年)には「春の集会」として存在していたことが確認されている。以降名称を変えながら、38年以上に渡り、毎年開催されている。

今年は、新型コロナウイルスの感染拡大や司法試験延期の影響などで、初めてのオンライン開催、分割開催となった。

オンライン開催かつ分割開催が決定したのは、東京都などで緊急事態宣言が発出された直後の4月末。実行委員会は、4月上旬頃から、開催可否や開催形式について検討。当初は、開催に不安を感じる実行委員もいたが、「コロナによって社会問題の状況は変わらないどころか悪化している。こんな状況だからこそ、開催する意義があるのでは」と考え、今年も開催することとなった。

「当面の間、対面接触を控える」「開催方法や準備のための打合せをオンライン化し、感染予防対策を徹底する」ことを明言して開催に不安を感じていた実行委員の理解を得た。オンライン開催に伴う準備や、司法試験延期を考慮し、一部の企画は、7月から延期して9月開催となった。

今回のシンポジウムのコンセプトは、「知らなきゃ,始まらない。」。

ここに込められた意味について、実行委員長の有野優太さんは、「社会問題・人権課題に対する報道はあるが、日々の忙しい生活の中で取り組むのは、簡単ではない。そこで、まずは垣根を低くして、一人でも多くの人に社会問題を知ってもらうことから初め、解決に向けて自分なりの一歩を踏み出すきっかけを提供したい」と話す。

取り上げるテーマは全部で11。その中には、急きょ決まった「コロナと人権問題」もある。貧困問題や労働問題を中心に、広くコロナ禍によって浮き彫りとなった問題を扱う。

他にも、「選択的夫婦別姓」のテーマでは、講師に、早坂由起子弁護士(さかきばら法律事務所、第二次選択的夫婦別姓訴訟弁護団事務局長)、恩地いづみ氏(第二次選択的夫婦別姓広島訴訟原告)を迎える。

このテーマを担当する大橋百合香さんは、「自分が将来手がけたい分野に近かったことが大きな理由。離婚やセクハラなど男女関係の問題を解決する弁護士になりたいという思いがあった」と話す。

他にも、「ひきこもり問題」「子どもの貧困」「参加権としての環境権」「旧優生保護法」「野宿者の人権問題」「アニメーターの労働問題」「精神障害者の人権問題」「表現の自由」「罪を犯した人の社会復帰支援」など、多岐にわたる社会問題を取り扱う。

各のテーマの詳細や講師は、公式ホームページのテーマページhttps://7shuu.net/2020theme/で確認できる。

有野さんは、「オンライン開催になったことで、遠方の人が参加しやすくなっただけでなく、1テーマ単位で参加することができるようになった。参加してもらえれば必ず得られるものがあると思う。面白そうだと感じたテーマから気軽に参加してもらい、社会問題や人権課題に関心を持つきっかけにしてもらえれば」と話す。

第73期7月集会の詳細は、以下の通り。

参加申込みページ:https://7shuu.net/application/

講師や内容の詳細は「7月集会」HPへ:https://7shuu.net/

公式twitter:https://twitter.com/73symposium

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