野良猫の虐待等による動物愛護管理法違反について

公開日: 相談日:2016年01月25日
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野良猫を虐待などして動物愛護管理法違反(第44条に接触)になることがありますが、これは野良猫が動物愛護管理法で管理されている動物であること、そして愛護法第44条に接触することから、虐待などは動物愛護管理法違反と言われております。

ここでひとつ、疑問があるのですが、野良猫を動物愛護管理法の管轄ではなく、鳥獣保護法の管轄と主張する方もいます。確かに、鳥獣保護法でも"ネコ"という文字はありますが、鳥獣保護法で管理されている猫は"ノネコ"のことを示しており、一方で動物愛護管理法で管理されている猫は"イエネコ"と言われております。
野良猫は所有者の存在しないイエネコと言われているので、動物の種類から言えば動物愛護管理法の管轄になるはずです。なので、野良猫の虐待は動物愛護管理法違反と言われるのですが、もしこれが鳥獣保護法内で管理されている"ノネコ"のことを示しているのであれば鳥獣保護法内の法律しか適用されないはずです。
しかし実際には野良猫の虐待などで動物愛護管理法違反の話しか出てこないという時点で鳥獣保護法で管理されていないという言い方にもなるのでは?と思います。

今回、お聞きしたい点として
①野良猫は動物愛護管理法で管理されている動物で間違いないのでしょうか?
②野良猫の虐待で動物愛護管理法違反しか問われないのは"野良猫が愛護法管轄の動物であるから"と結論付けても大丈夫なんでしょうか?

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    ①野良猫は動物愛護管理法で管理されている動物で間違いないのでしょうか?

    動物愛護管理法44条は、野良猫を含む猫を愛護動物として、「みだりに殺し、又は傷つけた者は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処する。」としていますので、そのとおりだと思います。

    ②野良猫の虐待で動物愛護管理法違反しか問われないのは"野良猫が愛護法管轄の動物であるから"と結論付けても大丈夫なんでしょうか?

    そのとおりだと思います。鳥獣保護法上、「『鳥獣』とは、鳥類又は哺乳類に属する野生動物をいう。」とし、「鳥獣について『保護』とは、生物の多様性の確保、生活環境の保全又は農林水産業の健全な発展を図る観点から、その生息数を適正な水準に増加させ、若しくはその生息地を適正な範囲に拡大させること又はその生息数の水準及びその生息地の範囲を維持することをいう。」、「鳥獣について『管理』とは、生物の多様性の確保、生活環境の保全又は農林水産業の健全な発展を図る観点から、その生息数を適正な水準に減少させ、又はその生息地を適正な範囲に縮小させることをいう。」としており(2条)、野良猫は、この鳥獣の対象とされていません。

この投稿は、2016年01月時点の情報です。
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