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「つながり過剰症候群の時代」のいじめ対策とは? 東京弁護士会がシンポジウム開催

「つながり過剰症候群の時代」のいじめ対策とは? 東京弁護士会がシンポジウム開催

大津市の中学2年生が自殺した問題を皮切りとして、全国各地の深刻ないじめに関する報道が相次いでいる。学校でのいじめ問題に対して社会の関心が高まるなか、東京弁護士会の「子どもの人権110番」にもいじめの相談が数多く寄せられている。最近は、被害者側だけでなく加害者側からの相談も増えているという。

このような社会的関心の高まりを受け、東京弁護士会は2013年3月23日、東京・霞ヶ関の弁護士会館で「いじめの問題とその背景を考える」と題したシンポジウムを開催する。シンポジウムでは、筑波大学の土井隆義教授が「つながり過剰症候群の時代~コミュニケーション過剰社会の病理」というテーマで基調講演を行うほか、教育関係者や弁護士らによるパネルディスカッションが催される。

いじめが起きる要因は一つではなく、教育行政や家庭環境など、子どもを取り巻くさまざまな環境が複雑に絡み合って、いじめが発生していると考えられる。この日のシンポジウムでは、最近のいじめの傾向や教育現場での課題を紹介するとともに、いじめに対応するために必要な視点はなにかを考える。

シンポジウムは午後1時から開かれる。入場無料で、事前の申し込みも不要。先着200名となっている。問い合わせ先は、東京弁護士会人権課(03-3581-2205)。

(弁護士ドットコムニュース)

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