

塩野 隆史
塩野山下法律事務所
大阪府 大阪市北区南森町1-3-27 南森町丸井ビル4階【弁護士歴約30年以上】あなたの盾となり、高い専門性を用いてご支援します。
特徴
- 30年以上の実績と知見
- 家庭裁判所の調停、訴訟にも精通
- 分かりやすい説明に定評をいただいています
- 医療・不動産など、法律を超えた専門領域にも精通
- 顧問先多数、経営に感するご相談もお受けします
弁護士という仕事
弁護士は、法律を、最も広い領域で活かし使いこなすことのできる仕事です。ご依頼者のために必要と考えるあらゆる手段を並べ、それらを取捨選択することができます。
また、まったくの第三者でありながら、依頼者を理解し、苦しみを共有し、そのご本人とともに、時に本人に成り代わり解決へ向け奮迅することができます。
この「仕事の限界のなさ」こそが、ご依頼者と一体となれる背景であり、弁護士という仕事の魅力です。
弁護士は、〈社会における医師〉とも言われます。大きな疾患を抱えた時、多くの方は医師の元へ行き、その知識と力を借りることにより、治癒、寛解に至ります。
法的トラブルも同じです。紛争・トラブルを抱えた方は、まさに疾患を抱えた患者のようで、早期の第三者の助けが必要です。1人で戦わず、適した専門家へ助けを求めていただきたいと思います。
あなたに、弁護士との良い出会いがあるよう、願っております。
取扱分野
医療事件・離婚・相続・企業法務・債権回収など
経歴・活動(一部抜粋)
- 大阪大学法学部卒業(法学士)
- 京都大学大学院修士課程修了(法学修士)
- 京都大学博士(法学)
- 企業の役員、顧問先多数
- 大学教授としての活動(大阪大学/甲南大学)
詳細は、本ページ下部をご確認ください。
HP
http://www.shiono-law-office.com/
アクセス
- 「南森町駅」、「大阪天満宮駅」より徒歩1分
- 駐車場あり
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※弁護士への営業・勧誘などのお問い合わせは固くお断りしております。
インタビュー
医療、家族、倒産分野に注力〜化学や医学の専門的知識も身につけた「社会生活の医師」として

論理学としての法律に魅力を感じて
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
法律家を志したのは高校時代です。私は理系で、物理や数学が好きだったのですが、実は法律も論理学なので一種の理系分野だな、と気づいて興味を持ちました。
裁判官や検察官になるという選択もありましたが、裁判官の仕事は基本的に記録を読んで判決を書くことですし、検察官が担当するのは現実的には刑事事件ばかりになります。民事事件の弁護もやりたいなと思って、弁護士を選びました。
ーー弁護士になってから、京都大学大学院に入学されています。どういう理由からなのでしょうか?
もっと学問を修めたいと思ったからです。勤務弁護士として5年務めた後に独立して、事務所を経営し始めると同時に大学院に通い始めました。
独立したら暇があるかなと思っていたのですが、依頼が増えてきて、結構大変でしたね。週3回は大阪から京都に行っていました。午前10時に大阪地裁の法廷に行って、その後京都大学に行って、午後4時の打ち合わせのために大阪に戻ってくるというような多忙な日常でした。
当時はロースクールがなくて、一部の大学院が裁判官教官を試験的に導入するなど、実務家を教授に招く動きが出ていたときでした。私も弁護士として実務に当たっていたので、学生から「実務はどうなっていますか」といろいろ話を聞かれたりして、お互い意見交換をしておもしろかったですね。
他分野の専門的な知識も理解する
ーー注力分野を教えてください。
1つは医療過誤です。修習時代の担当教官が薬害訴訟で活躍した弁護士だったこと、書籍『医療過誤Q&A』の執筆に携わったこと、さらに薬害エイズ訴訟の弁護団に加わったことで医療訴訟を手がけるようになっていきました。
2つ目は、親族相続などの家族法です。この分野を手がけることは、非常に人間関係の勉強になります。複雑ですが、学問的にも実務的に未解明な点も多く、やりがいがあります。
3つ目は会社法や倒産の分野です。倒産事件はずっと手がけておりますし、近年は企業の監査役も務めています。
弁護士は「社会生活上の医師」とも言われます。法的トラブルを抱えた方は、疾患を抱えた患者のように専門家の助けが必要です。「ある弁護士に依頼して裁判を起こしたが負けた」「弁護士の言っていることに疑問がある」など、セカンドオピニオンで相談に来る方も多いです。
このような方に対しては、「こういう方向で、もう1回、その弁護士さんとやり直したらどうですか」とアドバイスすることもあります。私に訴訟を依頼された場合は検討します。
ーー医療過誤について、確信はないけれど「医療過誤なのでは?」と疑問をもっている段階でも相談できるのでしょうか?
もちろんです。相談を受けたら、まず、カルテを取り寄せて事実調査をします。場合によっては医療機関側に確認を求めます。事実を踏まえて、「訴える価値がある」「難しいんじゃないか」といった判断をし、その後の方針について依頼者と考えます。
ーー仕事をするときに心がけていることを教えてください。
依頼者の言いなりにはならないけれども、上から目線にもならず、常に水平な目線で対応したいと思っています。
弁護士だからといって、依頼者が萎縮するようなことはありません。私は生まれも育ちも大阪なので言葉も大阪弁ですし、気楽に話ができるような雰囲気かなと思っています。
ーー弁護士として活動してきた中で、特に印象的だったエピソードを教えてください。
東住吉事件(編注:保険金目的で娘を焼死させたとして、母親らが殺人罪などに問われた事件)です。事件が起きた1995年から担当していて、2016年に再審無罪が確定しました。国家賠償請求訴訟はまだ係属していますが、まずは無罪が確定してよかったなと思いました。
友人に石油化学の専門家がいるのですが、彼らに聞いても、「現場の状況から考えて、ガソリン7.3リットルをまいて火をつけるのは不可能」ということを確信的に言っていました。判決でもそれが明確に示されています。
ーー事件の内容によっては、化学など他分野が関わってくることもあるのですね。
実際に扱う事件というのは、法律ではなくて事実です。法律の解釈で決まる事件は、100件のうちの2、3件に過ぎません。どういう事実があったか、証拠の内容は信頼できるか、といったことを解明するのが弁護士の仕事です。
事実を解明するために、専門分野の理解が必要な場合もあります。例えば、医療事件を手がける上では、医学文献を読んで内容を理解しなくてはなりません。日本の論文だけで足りなければ、海外の論文にも目を通す必要があります。自分で理解、解釈して主張をしないと、全く説得力がないし、何をターゲットとしているかもわからない。それでは勝てるものも勝てないと思います。
好きなテレビ番組は『よしもと新喜劇』
ーープライベートについても伺います。ご趣味は何ですか?
旅行に行くのが好きです。外へ出ると気分が変わりますし、視野が広がります。
映画もよく見ていて、特に、実話に基づいたストーリーが好きです。洋画では冤罪事件を題材にした『ザ・ハリケーン』。支援者たちが冤罪の証拠を見つけて無罪を獲得するストーリーです。公開が1999年だったのですが、東住吉事件が起きて4年後で、まさに訴訟が進行中でした。
この映画を見ていて、努力すれば必ず報われるとは言えないけど、諦めてしまうと叶わないという命題は正しいな、と思いました。勝てない事件はあるけれど、まずは争わなければ勝つことはできませんから。
日本映画はあまり見ませんが、一番よかったのは『翔んで埼玉』です。好きなテレビ番組は『よしもと新喜劇』。人生にはおもしろいとか楽しいという要素がないと。特に大阪はそうなんですけど、笑いは絶対に必要です。
ーー最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる人たちへのメッセージをお願いします。
とにかく、いいと思える弁護士と巡り会うことです。相性というものもありますから、何人かの弁護士と会って情報を集めたうえで、判断していただいてもいいと思います。弁護士に依頼することは一生に一度あるかないかですし、安くない買い物だと思います。よく吟味して選択することをおすすめします。
取扱分野
-
離婚・男女問題
原因
- 不倫・浮気
- 別居
- 性格の不一致
- DV・暴力
- セックスレス
- モラハラ
- 生活費を入れない
- 借金・浪費
- 飲酒・アルコール中毒
- 親族関係
請求内容
- 財産分与
- 養育費
- 親権
- 婚姻費用
- 慰謝料
- 離婚請求
- 離婚回避
- 面会交流
-
遺産相続
請求内容
- 遺言
- 相続放棄
- 相続人調査
- 遺産分割
- 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
- 相続登記・名義変更
- 成年後見
- 財産目録・調査
-
債権回収
-
医療問題
依頼内容
- 医療過誤
- B型肝炎
-
企業法務・顧問弁護士
依頼内容
- M&A・事業承継
- 人事・労務
- 知的財産・特許
- 倒産・事業再生
- 渉外法務
業種別
- エンタテインメント
- 医療・ヘルスケア
- IT・通信
- 金融
- 人材・教育
- 環境・エネルギー
- 運送・貿易
- 飲食・FC関連
- 製造・販売
- 不動産・建設
-
不動産・建築
賃貸トラブル
- 賃料・家賃交渉
- 建物明け渡し・立ち退き
- 借地権
売買トラブル
- 欠陥住宅
- 任意売却
近隣トラブル
- 騒音・振動
- 土地の境界線
自己紹介
- 所属弁護士会
- 大阪弁護士会
経歴・技能
学歴
- 大阪大学法学部卒業(法学士)
- 京都大学大学院修士課程修了(法学修士)
- 京都大学博士(法学)
職歴
- 1988年
- 弁護士登録
- 1995年
- 塩野隆史法律事務所(現:塩野山下法律事務所)開設
- 2000年
- 特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター あっせん委員(現任)
- 2005年
- 大阪大学大学院高等司法研究科客員教授(現任)
- 2013年
- 京都大学博士(法学)
- 2016年
- 甲南大学法科大学院兼任教授
主な案件
- 薬害エイズ訴訟
- 関西大学生協事件
- MRSAに関する医療過誤損害賠償請求訴訟
- 東海銀行株主代表訴訟
- 脳腫瘍開頭術に関する医療過誤 損害賠償請求訴訟
- 大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件
- 生駒市立保育園O・157集団感染 損害賠償請求訴訟
- 薬害肝炎訴訟
- 東住吉放火殺人事件
- セイクレスト破産管財人
活動履歴
著書・論文
-
『医療過誤Q&A 』 共著
石川寛俊編 三一書房 -
「法律相談に対する 弁護士の意識と弁護過誤法理」
京都大学大学院法学研究科・ 研究・教育年報 -
「新しい 『感染症予防医療法』 の問題点」
月間ヒューマンライツ125号 12頁 部落解放人権研究所 -
書評[前田達明・稲垣喬・手嶋豊 著] -「医事法」
民商法雑誌124巻3号 136頁 有斐閣 -
「医療過誤と訴訟 (MRSA訴訟の最近の動向 <1> <2>)」
INFECTION CONTROL vol.9 No.5 メディカ出版 -
「薬害HIV訴訟の成果と課題」
潮見佳男編集代表 『民法学の軌跡と展望』135頁 日本評論社 -
『わかりやすい会社法の手引』 共著
会社法実務研究会編(旧商法対応) 新日本法規出版 -
『わかりやすい会社法の手引』 共著
会社法実務研究会編(新会社法対応) 新日本法規出版 -
BOOK REVIEW 『医事訴訟入門』 稲垣蕎著 (有斐閣、2003年)
自由と正義 vol.55 2004年6月号97頁 -
『薬害HIV訴訟と 薬害HCV訴訟について』
『薬害HIV訴訟と 薬害HCV訴訟について』 古村節男・野田寛編集代表 『医事法の方法と課題』363頁 信山社 -
『カルテ改ざんはなぜ起きる 検証:日本と海外』 共著
石川寛俊編 日本評論社
所属団体・役職
-
大阪弁護士会人権擁護委員会副委員長
(平成7年~9年) -
日本弁護士連合会人権擁護委員会委員
(平成7年~9年) -
市立吹田市民病院倫理審査委員会委員
(平成11年~) -
大阪府衛生対策審議会感染症対策部会委員
(平成11年~12年) -
三島地域保健医療推進協議会委員
(平成12年~15年) -
日本証券業協会(大阪地区協会)あっせん委員
(平成13年~現在) -
大阪弁護士会民事紛争処理センター示談斡旋委員
(平成13年~17年) -
大阪府立健康科学センター倫理委員会委員
(平成15年~16年) -
吹田市固定資産評価審査委員会委員
(平成15年~21年) -
大阪府薬事審議会委員
(平成16年~17年) -
堺市感染症診査協議会委員
(平成17年~18年) -
大阪弁護士会綱紀委員会委員
(平成22年~令和元年) -
吹田市公平委員会委員
(平成23年~)
人となり
- 趣味
- ①旅行、②読書、③映画鑑賞
- 好きな言葉
- 「頑張り過ぎない、諦めない」
- 好きな本
- 立花隆『脳死』(中央公論社、1986年)、同『脳死再論』(中央公論社、1988年)
- 好きな映画
- 『シンドラーのリスト』(1993年)
- 好きな音楽
- ジャズ、クラシック
- 好きなスポーツ
- 水泳、テニス、バドミントン
- 好きなテレビ番組
- よしもと新喜劇
- 好きな休日の過ごし方
- ゆっくり、ゆったり過ごす
所属事務所情報
-
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- 所属事務所
- 塩野山下法律事務所
- 所在地
- 〒530-0054
大阪府 大阪市北区南森町1-3-27 南森町丸井ビル4階 - 最寄り駅
- 地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」
JR東西線「大阪天満宮駅」 - 交通アクセス
- 駐車場あり
- 受付時間
-
- 平日10:00 - 17:30
- 定休日
- 土,日,祝
- 対応地域
-
全国
- 設備
-
- 完全個室で相談
- 対応言語
-
- 英語
- 事務所URL
- http://www.shiono-law-office.com/index.html
所属事務所の取扱分野
- 注力分野
-
- 借金
- 離婚・男女問題
- 相続
- 医療
- 行政事件
- 取扱分野
-
- 借金
- 交通事故
- 離婚・男女問題
- 相続
- 労働
- 債権回収
- 医療
- 消費者被害
- 不動産賃貸
- 不動産契約
- 再編・倒産
- 税務訴訟
- 知的財産
- 逮捕・刑事弁護
- 少年事件
- 犯罪被害
- 犯罪・刑事事件
- 不動産・建築
- 企業法務
- 行政事件
- 近隣トラブル
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