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富永 愛弁護士

( とみなが あい ) 富永 愛

弁護士法人富永愛法律事務所

医療問題

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現役医師でもある弁護士が、一貫して医療問題を扱っている医療専門の法律事務所です。

医療問題の詳細分野

依頼内容

  • 医療過誤
  • B型肝炎

対応体制

  • 全国出張対応
  • 24時間予約受付
  • 女性スタッフ在籍
  • 休日相談可
  • 夜間相談可
  • 電話相談可

お支払い方法

  • 分割払いあり
  • 後払いあり
  • 着手金無料あり
  • 完全成功報酬あり

医療にかかわる法律紛争が生じた時には、法律的知識と、医学的知識が必須です。医師の立場で見る目と、弁護士の立場で見る目の両方がなければ見えない問題がたくさんあります。

当事務所の特色は、代表が現役の医師でもあり、在籍弁護士も医療にかかわる法律問題だけを扱う医療専門弁護士です。その経験を生かして、これまで患者側の立場に立って、たくさんの医療紛争・医療訴訟に携わってきました。
万全の対応体制でお受けしていますので、ぜひ安心してご相談ください。

よくあるご相談例

  • 医療ミスで患者が亡くなったのではないか。
  • 医療ミスで後遺障害が残ったのではないか。
  • 薬の副作用で亡くなったのではないか

その他にも、医療ミスによって死亡・重症後遺障害(植物状態、四肢切断、臓器損傷、四肢麻痺)となってしまったケースについては、積極的に力を入れて取り組んでいます。

当事務所の特徴・強み

医療専門、全国の患者様からご相談多数

これまで患者側の立場に立って、多くの医療紛争・医療訴訟に携わってきました。専門的知見を活かし、お困り方のために力を尽くしたいと考えております。

  • 現役の医師であること
  • 一貫して患者側の医療紛争を扱っていること
  • 北海道から九州まで全国の訴訟案件にかかわってきたこと
  • 専門医のネットワークがあること
  • 各種有料医療文献検索ソフト導入、医学文献1000冊以上
  • 画像診断モニター・人体模型・解剖模型を使ってわかりやすくご説明を行っていること

法律相談のカルテ検討料は無料

医療紛争ではカルテの検討が必須ですが、当事務所では法律相談の際のカルテの検討に費用はいただかず、弁護士・医師の両方の立場に立って相談を受けております。依頼される方々は、本当に医療ミスなのか、病院や介護施設で何が起こったのか、カルテを見てほしいなどの相談で来られる方もたくさんおられます。疑問や不安に感じることはぜひお気軽にご相談ください。

対応体制

  • 医療紛争であれば全国対応
  • スタッフも全て医療関係者
  • 電話・オンライン面談を積極的に実施
  • 法律相談のカルテ検討料は無料
  • 完全成功報酬制も対応可

対応方針

カルテの検討を医師・医療資格者により迅速に行い、方針決定を迅速に行うように心がけています。また、遠方の依頼者が多いことから電話やメールを使って報告を丁寧に行うようにしています。安心してお任せください。

▶︎感謝の声の紹介
これまで多くのご依頼を受ける中で、お陰様でたくさんの感謝のお言葉をいただいております。
・先生に訴訟をしてもらって本当によかった。
・先生に出会えてよかった
・医療知識を生かして医師の証人尋問をしてもらえて無念が晴らせた。
・これで墓前に報告できます。
・病院で何が起こっていたのか分かって気持ちが晴れた。

ご相談の流れ

まずはお電話またはメールフォームにてご相談日時のご予約をお願いいたします。予約の電話では、ご希望の日時や相談内容などを簡単にお聞きした上で、ご案内させていただきます。

<調査カードについて>
法律相談の場を有意義なものとしていただくために、ご相談前に事実調査カードの作成をお願いしております。弁護士が詳細な事実関係を把握し、予備調査をして相談に臨むための資料となりますので、できるだけ詳しくご記入くださいますよう、お願いいたします。
▼ダウンロードはこちらから
https://www.iryou-tominagaai-law.com/chosacard/

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ご心配なことかと思います。 何の手術であったのか、危険性が低いとの説明ですがどれくらいの程度か、今後に影響はないのか含め、詳細なことが分かる必要があるかと思います。 通常、医療に関する事故はまずはカルテを入手して、事実経過や、今回であれば手術の詳細を検討していきますが、まずは、カルテ開示の前に、弁護士にご相談されてはいかがでしょうか。 ご本人で文書を書...

富永 愛弁護士

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富永 愛弁護士

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富永 愛弁護士

医療問題の料金表

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項目 費用・内容説明
相談料 初回相談料は1時間11,000円(税込・カルテ簡易調査料込)
30分延長毎に5500円(税込)です。
(現在、訴訟中の方は1時間22,000円(税込)~)
着手金/報酬金 ■着手金
・交渉の場合:33万円(税込・カルテ調調査料込・文書作成料込)~
・訴訟の場合:110万円(税込)~
■成功報酬
・得られた経済的利益に対して20%(税込)~
■支払い困難な方へ
・経済的な事情に応じて、着手金なしの成功報酬にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
備考 ■着手金等につきましては、ご本人・ご遺族のご事情に合わせ、着手金なし完全成功報酬や分割払い等、無理のないお支払方法に応じています。
■費用に関する詳細は、当事務所ホームページをご参照ください。
・実費の分割払いも可能です。




カルテ調査料 ・法律相談時のカルテ簡易調査は無料です。
(交渉・訴訟のためのカルテ調査は有料となります)
証拠保全手続 ・1医療機関あたり、22万円(税込・別途実費)~
医療機関によっては、証拠保全手続を行わなくても、カルテ開示手続きによってカルテ一式を比較的低額で入手できるケースが増えています。お気軽にご相談ください。
ご本人・ご遺族が行う「カルテ開示手続」のアドバイスは無料です。
医薬品副作用被害救済制度申請 ・副作用被害救済制度の申請についてのアドバイスは無料です。
・主治医の協力が得られない等、ご本人・ご遺族での申請が難しい場合には、代理人としての申請手続きも行っております。お気軽にご相談ください。
個別料金に関しましては、直接弁護士にご確認をいただくことをお勧めします。

医療問題の解決事例(15件)

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医療問題の解決事例 1

直腸がんの手術を行った直後に出血多量を生じその後に死亡したケース

  • 医療過誤

相談前

直腸がんの手術を行うにあたり、2週間程度で退院できると聞いていたが、術後大量出血を生じて数か月後に死亡してしまわれたため、ご遺族(奥様、お子様達)から依頼を受けました。ご遺族は、手術の方法や手術後の医療機関の対応に問題があると考えておられましたが、医療訴訟は難しいとも聞いていることから、まずは、何が起こったのか、カルテの調査などをきちんと行ってほしいというご依頼でした。

相談後

ご遺族からの依頼を受け、カルテ調査を詳細に行い、複数の消化器外科専門医のご意見もうかがって、手術手技に問題があったケースだと判断しました。訴訟前に、示談交渉も行いましたが、医療機関側が責任を認めなかったことから訴訟を提起し、地方裁判所・高等裁判所・最高裁まで争うこととなりましたが、勝訴判決によって解決しました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

医療訴訟においては、手術室という密室で行われる経過をカルテから明らかにしてゆく作業が必須となります。示談交渉や訴訟を行うにあたり、詳細なカルテの検討が必須です。このケースでは、外科医であれば当然である事柄も、裁判所に丁寧に説明して理解してもらう必要がありました。手術中の操作を、具体的に裁判官にイメージしてもらえるかどうかが勝敗を分けたと感じています。医療訴訟において医師・弁護士が対応することの必要性を強く感じたケースとなりました。

医療問題の解決事例 2

良性疾患である気胸の胸腔鏡手術において術中死亡したケース

  • 医療過誤

相談前

胸腔鏡による気胸手術を受けたところ、術中に出血多量を生じて死亡された悲惨なケースです。当初、他の弁護士が交渉を行っておられましたが、病院側が手術の合併症だとして責任を認めず、訴訟提起した後も手術操作について問題はないとの主張であったため、担当弁護士から当事務所に共同訴訟の依頼がありました。

相談後

依頼を受けてから10時間に及ぶ手術ビデオを呼吸器外科専門医とともに検討し、手術手技に明らかに問題があることが判明しました。裁判所に対して、本来行うべき呼吸器外科手術の基本を説明し、術中出血が生じる原因と、出血への基本的対応法について呼吸器外科専門医の協力を得て意見書を提出したところ、訴訟中に相手方が責任を認めることとなり勝訴的和解による解決ができました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

手術ビデオの検討能力やカルテ調査能力がなければ、相手方の合併症との主張に対抗できず敗訴となっていた可能性もあったケースです。手術は、外科医の技術(アート)といわれる側面もありますが、最低限行うべき基本形は決まっているものも少なくありません。このケースでは、胸腔鏡手術の基本となるべき操作が行われなかったことで、後手後手の対応によって患者様が手術中に死亡するという悲惨な結果に至っていました。
医師の視点で見ればビデオを見て明らかな問題点がわかりましたが、裁判所にいかにその問題点を伝えるか、医療訴訟の難しさも実感したケースです。最終的には、争っていた相手方がご遺族に謝罪のために裁判期日に来庁することも実現し、裁判所の理解によって勝訴的和解に至ることができました。微力ながらご遺族の「真実を明らかにしたい」との思いを実現できたのではないかと感じました。

医療問題の解決事例 3

頸椎症に対する手術後に化膿性脊髄炎を発症し麻痺の後遺症を生じたケース

  • 医療過誤

相談前

頸椎症の手術を行った後、入院中に発熱・痛みが増悪してきて主治医に訴え続けていたが対応してもらえず、その後麻痺の症状が出てから他院へ緊急転院となり、緊急手術をしたが麻痺は改善しないまま後遺症となっていました。相談者は遠方の方でした。カルテなどを検討した結果、術後の対応の遅れに問題があると考え、当事務所で示談交渉を行う依頼を受けました。

相談後

相手方医療機関に、問題点を明記した書面を送付し、問題のある対応であることを指摘しましたところ、医療機関側代理人も問題がないとは考えていない、と回答を受けました。適切な補償額について話し合った結果、後遺症の一定割合を補償する示談が成立しました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

医療ミスに感染症が関連するケースは、患者様の基礎疾患を理由に、合併症だといわれてしまうことが多いと感じています。しかし、このケースでは、基礎疾患も踏まえたうえで、カルテから事実経過を詳細に検討しましたところ、対応が明らかに遅いことが判明しました。感染症が問題になるケースは、患者様から見て問題があると感じておられても、医療機関のミス、というためには、症状、検査データ、治療方法、患者様の基礎疾患を総合的に判断し、そのうえで医療機関に責任を追及できるか慎重に精査することが求められます。このケースでは、対応の明らかな遅れと後遺症の関係を書面によって相手方に説明したことで、相手方が一定の責任を認める解決に至ることができました。

医療問題の解決事例 4

虫垂炎の手術後に重症感染症が生じ、生死の境をさまよう状態から生還したケース

  • 医療過誤

相談前

虫垂炎(いわゆる「盲腸」)で生死をさまよう状態に陥ることは考えられないので、手術や手術後に問題があったのではないか、と依頼者から相談がありました。当事務所に相談に来られる前に、別の弁護士さんが交渉・訴訟をしておられましたが弁護士さんから「敗訴する可能性もある」というお話を受け、納得できない思いをもって当事務所に来所されました。

相談後

カルテ等を検討した結果、手術時の手術手技とその後の感染症の対応に問題があること、感染症は腹腔内だけではなく、皮下にも広範囲に広がっていたことが明らかになりました。当事務所が参加する前には、腹腔内感染と皮下感染が混同されており、問題点が不明瞭になっていたため、争点の整理をし直して問題点を明確化し、腹腔内感染については消化器外科専門医、皮下感染については形成外科、さらに転院先で対応した消化器外科医の協力も得られたことから、裁判所によって有責を前提とした和解を勧めてもらうことができ、勝訴的和解にて解決できました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

医療訴訟の問題点を明確にしないまま訴訟を開始すると、裁判官は問題点に気づかないまま医療機関の言うままに進行してしまうことがあります。問題点を整理し、後遺症につながる過失(注意義務違反)を整理することの重要性を感じたケースでした。本来、虫垂炎の術後に生死をさまようほどの感染症を生じることがないのは、外科医が適切に判断をしているからこそ、です。通常、外科医が、どのように考え行動しているのかを裁判所に伝えてゆくことが必要だと実感しました。

医療問題の解決事例 5

頸椎症に対する椎弓形成・切除術を行った後に、術前にはなかった麻痺が生じたケース

  • 医療過誤

相談前

手術をする前には、手術をすれば症状は改善すると説明されたのに、実際に手術をしたら術前にはない麻痺の症状まで出現し、治らない後遺症といわれ、仕事もできなくなってしまった、という相談がありました。

相談後

患者様がお持ちになった開示カルテでは、修正履歴がなく、不足している部分があることが判明したため、証拠保全手続きを行ってカルテの保全を行いました。手術中の操作ミスによって術後の麻痺症状が生じていることは明らかだと判断し、示談交渉を始めましたが、病院側は合併症だと主張されておられたため訴訟提起となりました。訴訟では、脊椎外科専門医、元整形外科・リハビリテーション専門医等の協力を得て進めたところ、裁判所の指導により勝訴的和解に至ることができました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

脊椎外科の手術においては、患者様ご自身が症状が改善せず、悪化したとして相談に来られることが多いです。非常に繊細な操作を要する手術であるため、医療機関側から合併症だといわれてしまいあきらめておられる方も多いと思います。このケースでは、手術記録において本来操作する必要のない神経根部の硬膜を損傷していた事実が明らかになり、術後生じていた後遺症と損傷部位が完全に一致していたため、手術操作の問題点は明白でした。このように、手術操作の問題点は(医師の目からは)明白であっても、専門家の意見をいただいて裁判所を説得してゆく作業が必要でした。協力してくれる専門医がいないことで泣き寝入りされている方はたくさんおられると感じています。是非、お気軽にご相談いただければと思います。

医療問題の解決事例 6

介護施設で転倒した後、放置され脳内出血により死亡したケース

  • 医療過誤

相談前

介護施設に入所中の患者さんが、転倒した後すぐに救急搬送してもらえず、救急搬送したときには既に手遅れになっていて亡くなった、としてご遺族からご相談を受けました。介護施設は責任を認めないような対応だったので誠意が見られず泣き寝入りをしたくないので、医学的に問題がなかったのかどうか検討してほしい、との依頼でした。

相談後

介護施設に介護録の開示を求め、さらに救急搬送先の医療機関のカルテ開示をしてもらい、検討しました。介護施設では、頭部を打つ転倒があったことが明らかでしたが、大丈夫だと判断されて様子を見ていたところ、意識レベルが低下してきて救急搬送されたこと、医療機関のカルテでは搬送された時には既に治療できない状態の脳ヘルニアになってしまっていて助からない状況だったことが判明しました。その結果を踏まえて介護施設に示談の申し入れをしたところ、搬送の遅れについておおむね認める形で示談が成立しました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

介護施設の事故は、高齢であることを理由にあきらめてしまっておられるご家族やご遺族が多いのではないかと思います。このケースでは、介護記録から、頭部を打撲していることが明らかであったにもかかわらず、迅速に医療機関に搬送していなかったことが判明しました。その内容をもとに介護施設と話し合いによる解決に至ることができました。介護施設には常駐の医師や看護師がいないので、普段と違う様子になった場合には直ちに医療機関に相談したり、医師の診察を受けさせる義務があります。通常は、介護の時の契約書にもそのような内容が含まれていることが多いです。介護記録や介護契約書、医療機関のカルテを検討することで、このケースのように補償を求めることができる場合があります。まずは、診療記録やカルテを調査することが必要です。お気軽にご相談ください。

医療問題の解決事例 7

シート入りのまま薬を渡し飲み込んでしまって腸に損傷が生じたケース

  • 医療過誤

相談前

患者様のご家族から相談がありました。病院では看護師が薬を毎朝渡して内服していましたが、シートに入ったままの状態で渡して、患者様がそのまま飲み込んでしまい、シートのとがった部分によって腸の損傷が生じてしまって緊急手術の後、人工肛門になりました。病院側はシートのまま内服させたことは認めていましたが、腸の損傷や人工肛門になったことはシートが原因とはいえないとして低額の提示しかなかったことから、当事務所に相談に来られました。

相談後

問題となった時期の入院カルテと、入院前のかかりつけ医のカルテをカルテ開示によって入手したところ、外科医は、手術所見にシートによって腸の一部に穿孔が生じたことを明記していたことがわかりました。さらに外科医がかかりつけ医あてに記載していた診療情報提供書(紹介状)に、シートによって穿孔していて人工肛門になったことも説明していました。当事務所から、病院側が話す内容とカルテ記載の内容が違うことを指摘したところ、シート内服と後遺症の関係を認めてもらえることとなり、本来の提示額の5倍以上の補償額による示談が成立しました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

病院側は、患者様やご遺族がカルテの内容を詳細に検討できないことから、カルテの記載と異なる主張をしてくることがあります。カルテ開示の際にも、ところどころ抜き取ったものしか開示してこないこともあります。カルテは、医療事故において一番の客観的証拠になるものですので、カルテの検討をきちんと行えば真実が見えてくることがあります。
このケースは、カルテの検討をきちんと行ったからこそ相手方を説得することができたケースだと思います。

医療問題の解決事例 8

先天性心疾患に対して再手術の時期が遅れて死亡したケース

  • 医療過誤

相談前

先天性心内膜欠損症・ファロー四徴症対して幼少時に弁置換術を受けていた小学生のお子さんのご遺族の担当弁護士から検討依頼がありました。再手術のタイミングが遅かったのではないか、小児心臓血管外科の協力医が見つからず調査が滞っているので協力してほしいという内容でした。

相談後

カルテを大学病院勤務の小児心臓血管外科医の協力の元検討しましたところ、全身の症状からみて再手術をしなければならないタイミングが遅いとのご指摘をいただきました。話し合いによる解決は難しく、訴訟提起となりましたが、裁判所の勧めもあり、裁判上の和解が成立しました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

先天性心疾患の患者様は、乳児期の手術技術の進歩は目覚ましいものがあります。このケースのように、乳児期に手術をして一旦は完治された患者様が、成長に従って様々な合併症を来たし、再手術が必要になることも増えています。再手術のタイミングについては、心臓だけでなく、肝臓、肺などの多臓器に現れる複雑な症状を正しく評価する必要があります。幸い、協力いただける小児心臓血管外科医の先生が親身になって下さり、問題点を明らかにすることができました。小児心臓血管外科医の専門家は全国的に少なく狭い世界であるため、協力いただける医師を見つけることには非常に困難を伴います。このケースでは、心ある心臓血管外科医の先生の存在が非常に大きかったと感じます。

医療問題の解決事例 9

医師・助産師の分娩監視が不十分で帝王切開の実施が遅れ脳性麻痺になったケース

  • 医療過誤

相談前

出産時に医師・助産師が分娩監視装置をきちんと見ていなかったことで帝王切開が遅れて脳性麻痺になった、とご家族から相談を受けました。

相談後

カルテ・分娩監視記録を産婦人科専門医とともに検討したところ、分娩監視記録ではおなかの中の赤ちゃんが苦しそうになっている状態であるのに、助産師が気付かず、医師を呼んだ時には、相当苦しい状態に陥っていて、帝王切開をするタイミングが遅れていると考えられました。話し合いによる解決には至れず、訴訟提起し、地方裁判所では、一部しか認められない判決であったため、控訴し、最終的に高等裁判所にて勝訴的和解に至ることができました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

出産は赤ちゃんが生まれてくる幸せな瞬間のはずですが、実際には医療機関の医師や助産師がのんびりと様子を見ていたために赤ちゃんが苦しい状態になってしまい、脳性麻痺に至る事故は後を絶ちません。産科医療保障制度が運用されていますが、十分ではなく、このケースのように、訴訟になるケースも多いです。このケースでは、地方裁判所と高等裁判所の判断が異なることになり、産婦人科事故の訴訟の難しさを改めて感じました。最終的には、ご家族が納得できる形で解決できて本当に良かったと思います。

医療問題の解決事例 10

定期的に検診受診していたのに癌を見つけれもらえず、全身転移によって死亡したケース

  • 医療過誤

相談前

1年間に2回程度、外来受診をして経過観察をしていたにもかかわらず、がんの診断に必要な検査が行われず、数年後のがん発見時には相当な大きさになり、多臓器転移も判明しました。ご本人が余命わずかな大変な時期に、ご家族と相談に来られました。

相談後

カルテを検討し、数年来の画像検査の結果を見たところ、生検などの詳細な検査をするべき症状になっている時点が明確になりました。その時点での見落としと考え、話し合いによる解決を試みましたが、決裂し、訴訟提起となりました。訴訟中に患者様が亡くなり、ご遺族が訴訟を続けられましたが、最終的には勝訴的和解によって解決することができました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

がんの見落としは、相談がとても多いです。検診を受けていたのに見つけてもらえなかった、と感じて来所されます。このケースでは、悪性度のそれほど高くないがんであったこと、数年来受診されていたことから、ある程度、がんの進行速度が予測可能となり、早期発見したうえで治療を行っていれば全身転移していなかったということを証明することができ、勝訴的和解に至ることができました。何とか、ご本人がお亡くなりになる前に解決したいと思っていましたが、医療訴訟は3年以上かかることもあり、このケースでもご存命中の解決は叶いませんでした。解決には至れましたが、ご本人に報告できなかったことが心残りでした。

医療問題の解決事例 11

薬剤の副作用によって臓器障害を生じて死亡したケース

  • 医療過誤

相談前

感染症の治療に使った薬剤で臓器障害となってしまい、薬剤は中止されましたが臓器障害が改善しないままお子さんが亡くなってしまいました。ご遺族が、真実を知りたいとして相談に来られました。

相談後

薬剤の副作用については、医薬品副作用医療機器総合機構(PMDA)による医薬品副作用被害救済制度があります。その制度に必要な書類作成について主治医の協力が得られなかったことから、代理人としてカルテ等添付の上申請を行い、救済金の支給決定を得ました。病院側は責任を認めることなく訴訟提起となりました。訴訟は、一部認容判決にて終結しました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

薬剤の副作用は、医薬品副作用医療機器総合機構(PMDA)による医薬品副作用被害救済制度がありますが、まだまだ知られておらず、薬剤の副作用に悩み苦しんでおられる方がたくさんおられると思います。このケースでは、救済制度の申請に必要な書類(投薬証明書)を主治医が作成しない、という酷い対応でした。カルテ・処方箋の記録を整理して添付し、投薬証明書に代わるものとして申請手続きを行い、救済金の支給決定を得られました。医療ミスの可能性がある場合に、医療機関の協力が得られずPMDAへの申請ができないと困っておられる方は、是非、一度、弁護士に相談されることをお勧めします。
訴訟では、複数の専門医にも協力していただき、高裁でも複数の意見書を提出したうえで、最高裁まで争いましたが、一部認容で終結となりました。

医療問題の解決事例 12

腰椎の椎間板ヘルニアに対して脊椎手術を受けたが症状が悪化したケース

  • 医療過誤

相談前

腰椎の手術を受けるにあたり、手術をすればしびれが改善するといわれて手術を受けたのに、手術の後痛みやしびれが悪化し、範囲も広がり、杖なしで歩行することができなくなったとして、相談に来られました。

相談後

当時のカルテは、病院側が一部しか開示しなかったことから証拠保全手続きを取ってすべてのカルテを入手しました。さらに、その後リハビリ通院中の別の医師のカルテなども入手の上、脊椎外科専門医の意見をもとに、手術中の操作の誤りによって神経根損傷を生じたことが判明したため交渉を開始しました。病院側は術後の合併症だと主張したため、訴訟提起し、裁判上の和解として勝訴的和解が成立しました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

このケースでは、病院側から、患者の様子を隠し撮りしたビデオが提出され、歩行は可能だと主張される等、病院側の信じられない行動も問題となりました。病院を信頼していた患者様にとっては本当にショッキングなことだったと思います。最終的には、隠し撮りされたビデオをリハビリテーション専門医・元整形外科医と供覧し、しびれ・痛み、下垂足があることも証明することができた上、裁判所からも「このようなもの(隠し撮りビデオ)が提出されるようなことは裁判所としても不快」との発言もあり、裁判所の勧めで勝訴的和解に至ることができました。

医療問題の解決事例 13

赤ちゃんに貧血が生じて臓器障害となったケース

  • 医療過誤

相談前

出産時の事故で臓器障害が生じることになり、将来透析が必要になるかもしれないといわれているが、病院側の対応に問題がなかったのか、検討してほしい、としてご両親が相談に来られました。

相談後

出産後の腎障害というまれな病態であったことから、その原因をカルテから精査したところ、出生後に行われる臍帯血の検査で重度貧血があったことやそれに気づいていなかったことが判明。貧血は、子宮と胎盤が一部剥離しているような状態で赤ちゃんに十分な血液が回らなくなって生じたと推測し、産婦人科専門医とともに、カルテを検討しました。病院側と交渉の末、一部責任を認める形で話し合いによる解決に至ることができました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

腎臓は、体の血液の25%以上が流れる臓器です。重度貧血によって腎血流が低下したことで腎不全の状態に至ったと考えられたケースです。カルテでは出産時に実施したる臍帯血の検査をしたにもかかわらずその内容を確認していなかったことが判明しました。すぐに救急搬送していれば腎障害は軽く済んだはずです。検査結果を確認していなかった、という初歩的なミスでした。

医療問題の解決事例 14

入院中に処方された睡眠薬で呼吸不全となり死亡したケース

  • 医療過誤

相談前

手術目的で入院した患者様が、手術はうまくいったといわれ順調に回復していたのに、突然、夜寝ているときに亡くなった、とご遺族が相談に来られました。

相談後

カルテ開示を受けて、カルテを詳細に検討したところ、死亡した前夜に寝られないとして睡眠薬を複数投与されていることがわかりました。複数の薬剤は、主治医と当直医から処方されており年齢・体重からして多い量になっており、以前にも同じ種類の薬剤で呼吸が弱くなったことがあった事情が判明しました。まず、医薬品医療機器総合機構の副作用被害救済制度の申請をお勧めし、救済金の支払いが得られました。病院側への交渉については、ご遺族が希望されませんでした。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

睡眠薬の種類はベンゾジアゼピン系睡眠薬といわれる薬剤で、高齢の方や基礎疾患をお持ちの方では呼吸抑制(呼吸が弱くなる)副作用が出ることもよく知られています。医師としては、呼吸抑制の症状は常に観察しておくべき事柄です。このケースは、主治医と当直医がそれぞれの判断で、内服薬をチェックしないまま睡眠剤を投与していました。救済制度の申請手続きは主治医が協力的であったこともあり、ご遺族としては交渉や訴訟までは希望されませんでした。

医療問題の解決事例 15

妊婦さんに経腟分娩後、子癇出血が生じ出血多量による死亡となったケース

  • 医療過誤

相談前

出産後、子癇出血(子宮の収縮が弱く子宮内から出血すること)を起こしてしまい出血多量で亡くなった悲惨なケースです。ご遺族が、産婦人科医院の診療に問題はなかったのか疑問を持たれて相談に来られました。

相談後

カルテ開示を行って出産時の経過を検討し、産婦人科専門医とともに調査したところ、子癇出血が生じてから出血多量となるまで迅速な対応が行われていなかったこと、救急搬送のタイミングが遅かったことが判明しました。話し合いでの解決には至れず、訴訟提起し、裁判上の和解によって解決しました。

富永 愛弁護士からのコメント

富永 愛弁護士

出産時の事故は悲惨な結末になってしまうことがあります。このケースもお母様が亡くなってしまうという悲しい結果を、ご家族とともに受け入れながらともに戦いました。裁判所では、子癇出血を完全に予防できないことや、救命処置を一応は行っていたことなども鑑みて、それでも対応が迅速に行われていれば亡くなることはなかったのではないか、として裁判上の和解に至りました。

所属事務所情報

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所属事務所
弁護士法人富永愛法律事務所
所在地
〒604-8187
京都府 京都市中京区東洞院御池下ル笹屋町445 日宝烏丸ビル4階2
最寄り駅
京都市営地下鉄(烏丸線・東西線)烏丸御池駅より徒歩2分
受付時間
  • 平日10:00 - 17:00
定休日
土,日,祝
備考
土日祝・夜間面談をご希望の方は、ご相談ください。
対応地域

全国

設備
  • 完全個室で相談

所属事務所の取扱分野

注力分野
  • 医療
取扱分野
  • 医療

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050-5572-5021

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