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2018年09月09日 09時58分

「123,456,789円」を瞬時に読める? 3桁区切りの数字を読み解くコツ

「123,456,789円」を瞬時に読める? 3桁区切りの数字を読み解くコツ
読めます?

「123,456,789円」、この金額を声に出して読んでほしいと言われて、瞬時に1億2345万6789円と答えられますか。

数字を読み取る際に役立つのが、この3桁ごとのコンマなのですが、欧米の数字言語に合わせているため、千、百万、十億といった単位になっていて、万、億という普段使っている4桁ごとの単位になっていません。

さすがに今の時代、日本だけガラパゴス的に4桁区切りやるわけにもいかないでしょうが、一番右から、「いちじゅうひゃくせんまん」と1つ1つの位を数えていくのもあまりに面倒です。ネットでは、「4桁ごとに鉛筆で線を引く」という涙ぐましいことをしている人もいました。

また、単位が一円ならいいのですが、「123,456(単位:百万円)」とかになっていると、もうわけがわからない人もいるでしょう。

この3桁区切りをうまく活用するコツはないのでしょうか。いつも3桁区切りの金額に向き合っている柴田篤税理士に聞きました。

●「千→百→十→一」を憶えておこう

123,456,789円の9桁を読み解くにあたって、一兆までの13桁でコツをお話ししてみたいと思います。桁数が増えてさらにわけがわからないのでは?と思われるかもしれませんが、少しお付き合いください。

まず3,456,789円とした場合、最初の「3,」が百万円の桁、次の「6,」が千円の桁であるということは、皆様もピンとくると思います。

問題はその上の桁です。

一兆までは13桁あります。実務では13桁まで使用することが多いので、下4桁に0123をプラスし13桁の1,234,567,890,123円で考えてみます。4桁区切りですと1兆2345億6789万0千123円となります。

3桁区切りで一の位からみて、4桁目の数字単位は、「千→百→十→一」と順次下がります。

この数字単位を今度は3桁のカンマ区切りごとにあてはめてみます。

1,234,567,890,123円の一の位から見た最初の3桁の上の数字(カンマ区切りの上の数字)は0千円、次の3桁の上の数字は7百万円、その次の3桁の上の数字は4十億円、その次の3桁の上の数字は一兆となります。千→百→十→一と順次下がっていきます。

兆から一円まで13桁あり、3桁毎の括りが4つあるので、

(1)一の位から見て、最初の3桁の上の数字は千円の単位

(2)その次の3桁の上の数字は百万円の単位

(3)その次の3桁の上の数字は十億円の単位

(4)最後の3桁の上の数字は一兆の単位

と憶えます。そうすると、慣れていないのは(3)十億の単位と(4)一兆の単位だけです。ここだけ慣れればよいのです。

すると、本文はじめにあった123,456,789円も(3)十億の単位は0ですので、4桁区切りにすると、1億2345万6789円とすんなり読めるかと思います。

●「123,456百万」はどうなる?

次に、応用問題として、123,456百万を考えてみましょう。百万で区切ると6桁上に遡ることになりますので、

(1)百万から見て最初の3桁の上の数字は十億円の単位

(2)その次の3桁の上の数字は一兆の単位

になります。

百万から見て最初の3桁の上の数字は十億円の単位ですから30億、その次の3桁の上の数字は一兆の単位で0兆になります。

0兆1234億56百万とわかります。(1)十億の単位と(2)兆の単位に慣れればよいのです。

他にも平成・昭和を西暦に換算する例なども面倒ですね。平成30年を西暦に直すのは12マイナスします。30-12=18→2018年です。昭和60年なら25プラスします。60+25=85→1985年です。西暦から平成・昭和に換算するのは、マイナスプラスを逆にします。2018+12=2030→平成30年、1985-25=1960→昭和60年です。

私はこう憶えています。

「北京に王府井(ワンフーチン)という繁華街があります。そこに家族旅行で遊びに行ったら、二号さんも来ていてびっくりしました」なんてことを想像してください。あくまでも想像にとどめておいてください。

12に25さん(ワンフーチンに二号さん)と覚えます。あと引いたり足したりはその場でなんとなくわかりますので、12に25さん(ワンフーチンに二号さん)だけ憶えてください。二号さんは愛人のことです。税務業界で特殊関係人といいます。

日本人の平均寿命は香港に次ぎ世界第2位です。しかしながら、いろいろな数字を世界標準に換算する時間等考えると、少し寿命を間引いて考えなければなりませんね。悲しいです。

【取材協力税理士】

柴田 篤(しばた あつし) 税理士

国際ビジネスの営業利益改善・保険によるリスク転嫁という独自のエリアを開拓突進中。税務調査・税関事後調査にも対応。関税・VAT還付、アメリカ申告業務も経験豊富。日本水産OB(漁撈会計、えび開発輸入、ツナ缶製造欧米販売、海外合弁牧場運営等)。40歳過ぎて水産マン+税務マン、そして今保険もPLUS。オランダ・イギリス留学、EUのIBFD・アンダーセン・KPMGを経て独立。ばんせい証券グループのばんせい保険コミュニティ(株)代表取締役社長兼務。

事務所名   :TradeTax国際税務・会計事務所  

事務所URL:www.japan-jil.com

(弁護士ドットコムニュース)

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