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2018年01月29日 19時50分

「はれのひ」福岡店に貼られた謝罪文…社長が逃亡する中、孤軍奮闘した思いにじむ

「はれのひ」福岡店に貼られた謝罪文…社長が逃亡する中、孤軍奮闘した思いにじむ
はれのひ福岡天神店には張り紙がされている

成人の日を前にして、突然営業をとりやめて、大きなトラブルに発展した「はれのひ」。横浜本社と連絡がまったくとれない中、福岡天神店のスタッフは1月8日の成人の日、自発的に店をあけた。一部ネット上では「神対応」などと賞賛されたが、今はもう閉まっており、ひっそりとしている。

福岡天神店は、市内の一等地にある。店の入り口ガラス戸には、1月29日現在も「営業困難」「謝罪」を伝える張り紙がされている。隙間からのぞく室内には灯りもなく、人の気配もしない。だが、ビルのエントランスにある看板は撤去されておらず、電灯は点いたまま。そのギャップにすこし不自然なものを感じた。

はれのひは1月26日、横浜地裁で破産手続きの開始が決定。篠崎洋一郎社長はこの日の記者会見で「私にすべての責任がある」と釈明。記者から「店頭に出向いて謝罪すべきだったのではないか?」と問われると、「今から思うと、1人でも行くべきだった」「逃げたといわれても仕方ない」と述べた。

一方、福岡店のスタッフは、数カ月前から給料未払いが発生しながらも、「一生に一度」の成人の日にやってきた客のために着付けをおこなうなど、最後まで「精一杯」の対応をとっていた。責任を口にしながらも、当日は神奈川県内の知人宅に身を寄せ、店舗に出向こうともしなかった篠崎社長。こちらのギャップには、不自然なものを通り越して、もはやあきれるしかない。

(弁護士ドットコムニュース)

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