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インターネット

> その際にクラウドソーシングの運営者に、発注者の発信者情報開示を行うことは可能でしょうか。
> クラウドソーシングのサイトに契約の締結、途中のやりとり、納品までの記録は残っています。

発信者情報開示請求は「特定電気通信」すなわち、不特定者による受信を目的とする電気通信による権利侵害を対象とします。電子メールやその他1:1の通信はこれにあたりません。

本件の契約に関するやりとりが公開された掲示板のような場所でやりとりされたものでないでしょうから「特定電気通信」にはあたらないと考えられます。したがって、発信者情報開示請求の要件を満たさず、請求はできないと考えられます。

他方で、弁護士に依頼をして弁護士会照会という手段で、運営者にアカウント使用者に関する情報を回答させると方法もありますが、回答を拒否する運営者もあります。相談者にも契約をする際に相手方の情報を取得していなかったことに落ち度がありますが、契約を仲介する形の運営者が回答を拒否した場合には、安易に回答を拒否する運営者の管理責任を追及するという方法で請求していくしかなさそうです。

2017年03月09日 22時36分
甲本 晃啓
甲本 晃啓 弁護士
ありがとう
ベストアンサー
この投稿は、2017年03月09日時点の情報です。
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