
後遺障害認定を中心に多数の交通事故事件を手がける〜依頼者一人ひとりに寄り添い、解決をサポート
上司に勧められ、法律事務所の事務員から弁護士に
――弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
大学を卒業後、法律事務所の事務員として働いていたのですが、そこでお世話になった弁護士の先生に勧められたことがきっかけです。
私は法学部出身ではありましたが、在学中は法曹を目指そうとは考えていませんでした。ただ、法律を学ぶことに面白さを感じていたので、法律の知識を活かせる職業に就きたいと思い、法律事務所の事務員として働くことにしました。仕事をする中で、法律トラブルに苦しむ方々の姿を目の当たりにし、「自分も困っている方の力になりたい」と思うようになりました。
働き始めて3年目になる頃に、直属の上司だった先生から「ロースクールに行ってみないか」と勧められたんです。弁護士への憧れもありましたし、先生の多忙ぶりを間近で見ていたため、「弁護士になって少しでもお手伝いができれば」という思いから弁護士を目指すことにしました。
――注力されている分野を教えてください。
交通事故に注力しており、被害者側・加害者側両方の案件に取り組んでいます。被害者の方からは「後遺障害の申請をしたい」「後遺障害の申請をしたが、非該当となってしまった」といったご相談を、加害者の方からは「過失割合を減らしてほしい」「損害賠償額の妥当性を判断してほしい」といったご相談をいただくことが多いです。
様々な相談の中でも現在特に積極的に取り組んでいるのが、後遺障害等級認定の案件です。
後遺障害の認定に関しては、どのようなことを具体的に主張すれば申請が通りやすいのか、といったノウハウを身に付けている弁護士に相談することが大切です。非該当となった場合には、異議申し立てを行うのか、紛争処理制度を利用するのか、それでも認められなかった場合訴訟を起こすのか、といった判断を適切に行える弁護士でなければいけません。
当事務所ではこれまでに非常に多くの交通事故案件に取り組み、実績を積んできました。後遺障害の認定について悩んでいる方はぜひ一度ご相談いただけたらと思います。
また、債務整理のご相談を受けることも多いです。債務整理は以前事務員として働いていた法律事務所が積極的に取り扱っていたため、知識が多い分野です。手続きを行うための資料を依頼者本人に集めてもらう必要があるため、依頼者との信頼関係の構築やこまめな連絡を心がけています。また、債務整理や破産に悩む方は精神的に追い詰められている場合が多く、常にコンタクトを取って不安な気持ちに寄り添うことも意識しています。
――仕事をするうえで心がけていることは何ですか?
複数の案件を同時進行するには次に何をすべきかを常に把握している必要があるので、必ず優先順位をつけるよう心がけています。いつまでに何の書類を提出するか、依頼者にはどのタイミングで連絡するか…細かくスケジューリングし、1つ1つのタスクを確実にこなしていきます。
依頼者と接する際にはできるだけ専門用語を使わず、分かりやすい言葉で説明するよう努めています。また、依頼者との信頼関係を構築できるよう、一人一人に合わせて話し方や言葉の選び方も変えるようにしています。
深刻な状況になる前に、一度ご相談を
――休日の過ごし方やご趣味を教えてください。
インドア派なので、家で漫画を読んだりアニメや映画を観たりすることが好きです。兄弟がいたので、幼い頃から少年漫画をよく読んでいます。また、自炊をしているので平日の分までまとめて作り置きをすることもあります。
――先生の今後の展望についてお聞かせください。
引き続き目の前の案件に一つ一つ取り組みながら経験を積んでいきたいと思っています。また、現在は広島弁護士会の消費者問題対策委員会に所属しており、マルチ商法などのトラブルに触れる機会が多くあります。今後はこうした若者に多いトラブルの対策や案件に積極的に取り組んでいきたいです。
――法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
弁護士に相談することは非常に勇気がいると思います。しかし、弁護士に相談することで、そもそも深刻なトラブルなのか、解決するためにはどう行動すればいいのか、といったことを知ることができます。
中には、深刻化しすぎてしまいもう対処のしようがない事例も存在するため、そうなる前に早めにご相談いただけたらと思います。当事務所は無料で電話相談を承っているので、ぜひお気軽にお電話ください。