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消費者被害

売渡担保

読み方:うりわたしたんぽ

売渡担保とは、融資の申込人が買主に対し、自己の所有する目的物を売り渡して代金の形で融資を受け、一定期間内に代金に利息を加えた金額を弁済して目的物を取り戻す担保形式を意味する。売渡担保について民法上に規定はなく、物の売買という形式をとる物的担保である。目的物の取戻しには、買戻し(民法579条~585条)又は再売買の予約(同法556条)という方法が用いられる。

売渡担保と類似する概念として、譲渡担保がある。

譲渡担保とは、担保のために目的物を債権者に譲り渡す方法による物的担保を意味する。譲渡担保には、①目的物の占有を債権者に移転する場合である譲渡質・売渡質および②債務者が貸借契約に基づいて引き続き占有、利用するという譲渡抵当がある。譲渡担保の効力は担保の目的のために必要十分な範囲で認めれば足りるとされている。

売渡担保と譲渡担保は、債権を担保するために権利を移転する点で共通することから、両者を合わせて広義の譲渡担保と呼ぶことがある。両者の差異としては以下のとおりである。売渡担保の場合は、目的物の所有者である融資の申込人は、買主と金銭の消費貸借契約を締結せずに当該目的物を売却し、一定期間内に買い戻すことになる。他方、譲渡担保の場合は、売買の形式によらず担保のために目的物の所有権を買主に移転するものである。

もっとも、今日では売渡担保と譲渡担保をあえて区別して扱う実益はあまりないとされている。

<売渡担保に関連する用語>
譲渡担保、買戻し、再売買の予約、抵当権

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