コロナ関連、宿泊代金キャンセル料について

公開日: 相談日:2021年04月26日
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【相談の背景】
コロナに関連する旅行代金キャンセル料に関する質問です。
ユニバーサルジャパンへゴールデンウイークに行く計画を立て、本年2月に知り合いが勤務する旅行代理店を経由してオフシャルホテルで2泊の予約をしました。今月に入って大阪の状況が悪化してきたため4月19日にキャンセルする依頼をしました。その時点ではキャンセル料が発生するとのことでしたが4月23日に大阪の緊急事態宣言により宿泊予定日に当該ホテルは休業することとなり、緊急事態宣言発令後のキャンセルについてはキャンセル料を請求しないとのことです。私は緊急事態宣言前にキャンセルをしたため20%(7万7千円)のキャンセル料か必要と言われました。

【質問1】
宿泊予定日が休業となったにもかかわらず、キャンセル代の支払いは必要でしょうか。

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    宿泊約款のキャンセル料の定めは、損害賠償額の予定であると考えられます。
    その内容が過大な損害賠償額を定めるものであるときは消費者契約法9条により無効となりえますが、直前のキャンセルはホテルにとって空室となるリスクがあること、20%という比較的低い率のキャンセル料であることから、その問題はないと仮定します。

    そうすると、キャンセルによってキャンセル料の支払義務がいったん発生したこと自体は争えないものと考えられます。
    もっとも、後日、ホテルが当該宿泊予定日の営業を取り止めたのであれば、ホテルにはキャンセルに起因して発生し、これと相当因果関係がある損害は生じなかったこととなります。
    しかるに、キャンセル料の支払いを請求することは不合理であると感じられます。

    構成としては、キャンセル料債権自体は発生し、存在しているが、ホテルが休業を決めた状況のもとでこれを請求することは権利の濫用にあたり許されない(民法1条3項)、又は、宿泊約款における損害賠償額の予定は当日営業することを前提とする規定であり、もしもそうでなく当日の営業をしない場合を含めて損害賠償額を予定したものと解するなら、その限度で約款は公序良俗違反により無効である(民法90条)と主張することが考えられます。

この投稿は、2021年04月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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