クーリングオフについて

公開日: 相談日:2021年12月30日
  • 1弁護士
  • 1回答

【相談の背景】
 昨日、美容クリニックにて5回コースの契約と施術を希望しました。しかし、契約書を交わすことなく施術に案内され、施術後に1回消化したからと言われて4回分の料金記載のある契約書にサインしました。その契約書にはクーリングオフの記載はありました。料金は5回分カードで支払っています。
 最初に5回コースが希望と伝えていたにも関わらず、クリニック側で勝手に1回+4回の契約にさせられたようです。
 今日になり、クーリングオフ希望の電話をクリニックにしましたが、返金できるのは4回分で、1回分は施術してるので返金できないと言われました。

【質問1】
この場合、5回分のクーリングオフはできないのでしょうか?

【質問2】
契約書を書き直していただくことはできるのでしょうか?

【質問3】
クリニック側の落ち度はなんですか?

【質問4】
要求が通らない場合、地図検索サービスや口コミサイトに評価を出したいのですが、どの程度書き込んでもいいですか?

1098992さんの相談

回答タイムライン

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    【質問1】
    この場合、5回分のクーリングオフはできないのでしょうか?

    「5回コースの契約と施術を希望しました。」ということであれば、その時点で5回コースの法定書面の交付が必要とされ(特定商取引法42条)、その法定書面の交付がされない限りは、いつでも5回分のクーリングオフが可能であり(同法48条)、クーリングオフをすれば、役務がすでに提供されている場合でも、消費者はその対価を支払う必要はありません。なお、クーリングオフは書面により行う必要があります(同条)。

    【質問2】
    契約書を書き直していただくことはできるのでしょうか?

    契約書の書き直しを要求することもできるでしょうが、書き直してもらえなくても、上のとおり、5回分のクーリングオフは可能でしょう。

    【質問3】
    クリニック側の落ち度はなんですか?

    5回コースの契約締結に際して、法定書面を交付しなかった落度はありますが、その不利益はクリニック側が負うことになります。

    【質問4】
    要求が通らない場合、地図検索サービスや口コミサイトに評価を出したいのですが、どの程度書き込んでもいいですか?

    要求が通らないことはないと思いますが、口コミサイトに誹謗中傷すると、それが事実であっても、名誉棄損となる可能性はあるので、控えた方がいいと思います。なお、クレジットカードで支払っており、2回分以上の分割にしている場合には、クレジット会社に対して、書面により、美容クリニックとの契約をクーリングオフしたことを伝えることにより、支払停止の効果を受けられる場合があります(割賦販売法30条の4、30条の5、30条の6)。

  • 相談者 1098992さん

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    消費生活センター、他の弁護士にも相談した上でクリニックと交渉しましたが、最終的に4回分しかクーリングオフに応じていただけませんでした。クリニックは1回+4回のコースで4回のみクーリングオフできると事前に説明したとの1点張りでした。(ちなみに事前の説明はありませんでしたが、録音していないので証拠がありません。)
    訴訟も考えましたが、得られるリターンが少ないため泣き寝入りすることになりました。

    この投稿が今後のみなさまの助けになることを願います。

この投稿は、2021年12月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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