退院が決まっていたのに…

公開日: 相談日:2011年04月23日
  • 2弁護士
  • 2回答

母が肝硬変、胃潰瘍で入院。退院が決まっていたにも関わらず、退院前日に内視鏡検査。医師の誤診、処置により胃静脈瘤破裂。翌々日に父が担当医から貰った説明書きには粘膜か不整、もしかしたら悪性か?→組織の一部をまんできたら→大出血とありました。結局、出血を止めることが出来ず、母は遠くの医大に転院することとなり、医大の先生には「前の病院の先生は静脈瘤ということが判らなかったのか?」と言われました。現在、出血は治まり、母は元の病院に戻りましたが、担当医は「静脈の側の組織をつまんで出血しちゃったんだよね。」と言い訳がましいことを言っていました。私は静脈瘤だということが判らず、静脈をつまんだのだと思います。もし判っていたのなら、なぜその危険性を父や母に説明がされなかったのかが判りません。今回のことを医療過誤として問うことが出来ますか?

53770さんの相談

回答タイムライン

  • 弁護士 A

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    お話のとおりであれば、可能性はあると思います。
    手術を受けた病院と、転送先の病院のカルテを開示請求して、患者側の代理人を務めている弁護士に相談されると良いと思います。

  • 坂野 智憲 弁護士

    注力分野
    医療問題
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    肝硬変に胃・食道静脈瘤がつきものであることは常識です。そして胃食道静脈瘤の存在診断はCT、超音波で容易に行えます。肝硬変は根治不可能ですから、むしろ治療の重点は肝細胞癌の早期発見と胃食道静脈瘤の増悪への対処です。胃食道静脈瘤が一旦破裂すると止血は非常に難しいので、破裂の可能性がある場合は硬化療法や結紮術が行われます。ですから胃食道静脈瘤の破裂を来すような検査は避けるべきで本当に悪性腫瘍の鑑別のための内視鏡検査が必要であったかは疑問です。仮に必要性があったとしても胃食道静脈瘤破裂の可能性の説明と破裂した場合の緊急手術の準備が必要とされると思われます。ですから医療過誤の可能性はあります。ただ結果的に止血されて救命されているので、損害賠償額はそれほど大きくはなりません。

この投稿は、2011年04月時点の情報です。
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