証拠書類の立証責任者

公開日: 相談日:2021年09月14日
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【相談の背景】
乙に対して貸金請求(請求額120万円)の訴訟を提起したところ、答弁書において乙は工事代金の請求書(乙第1号証:請求金額145万円)を証拠として提出し、相殺をし、その結果被告から私に相殺後の差額25万円を支払うよう主張してきました。
この請求書について私は存在すら知りませんし、請求書が届いたこともありません。

【質問1】
被告が提出して工事代金請求書の原因の立証責任は被告に有って、私は準備書面において
その存在については知らないと言う主張でよろしいのでしょうか?

【質問2】
乙が答弁書において証拠として提出した乙1号証を私が否定する義務はありますか?
それとも乙1号証の存在立証責任は乙自身にあり、私は何もしなくていいのですか?

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  • 鈴木 祥平 弁護士

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    【質問1】被告が提出して工事代金請求書の原因の立証責任は被告に有って、私は準備書面においてその存在については知らないと言う主張でよろしいのでしょうか?

    【回答1】「知らない」(不知)と主張するのではなくて、「違う」(否認)と主張をする必要があります。相手方との間で工事請負契約を締結し、工事を完了している事実はないわけですから、相手方の工事代金請求権は成立しないという主張をする必要があります。

    【質問2】乙が答弁書において証拠として提出した乙1号証を私が否定する義務はありますか?
    それとも乙1号証の存在立証責任は乙自身にあり、私は何もしなくていいのですか?

    【回答2】相手方が出している証拠は、請求書ですから、証拠にはなりません。請求書は勝手に作れてしまうからです。相手方が出さなければならないのは、工事請負契約や発注書・請書などのあなたと相手方との間で工事請負契約が成立したことを証する書面です。さらに、その契約書に書いてある工事がきちんと行われた(完了した)ことを立証する必要があります。あなたが乙1号証に見に覚えがないのであれば、相手方が勝手に作り上げた書面に過ぎないことをきちんと主張するべきでしょう。

この投稿は、2021年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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