少額裁判の取り扱い内容

公開日: 相談日:2021年04月24日
  • 1弁護士
  • 2回答

【相談の背景】
少額訴訟が受理されない場合について教えて下さい。
ネットでは少額訴訟が取り扱う内容は「シンプル」である事が条件の様ですが、
 例えば、契約書に原告が訴えてる内容の表記が明確でなく被告も原告が訴える内容での認識をしておらず争う姿勢を見せている場合でも少額訴訟は可能なのでしょうか?

※原告側に単純でない立証責任が生じるような事件

【質問1】
「相談背景」の内容で被告が答弁書にて原告の訴えの矛盾や反論に足る内容の証拠を提出した時点で訴えが棄却される事はありますか?

1020624さんの相談

回答タイムライン

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    裁判所が原告の請求を棄却する判決をするためには,口頭弁論を行う必要があります(民事訴訟法87条)。つまり,判決のためには口頭弁論期日が必ず開催されますので,「被告が答弁書にて原告の訴えの矛盾や反論に足る内容の証拠を提出した時点で訴えが棄却される事」はありません。
    ただし,少額訴訟の場合,「被告が答弁書にて原告の訴えの矛盾や反論に足る内容の証拠を提出した時点で」,職権で,少額訴訟から通常訴訟へ移行させる可能性はあります(民事訴訟法373条3項4号)。

  • 相談者 1020624さん

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    川添弁護士、回答ありがとうございます。
    一旦、少額訴訟で受理された場合は必ず、若しくは高確率で少額裁判で結審するのでしょうか?・・・裁判の過程でやはり少額裁判に馴染まないと判断され通常裁判へ移行させる事、あるいは棄却することもありますか?

  • 弁護士ランキング
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    少額訴訟として訴状が受理されたとしても,裁判所が通常訴訟によることを相当と判断すれば,いつでも職権で通常訴訟へ移行させることになります。争点が複雑で1回の審理では終結することが難しいと判断すれば,むしろ通常訴訟へ移行する可能性は高くなると思います。
    少額訴訟は敗訴しても控訴できないというリスクがありますので(民事訴訟法377条),原告としても,事実認定次第で原告敗訴の危険がある事案で少額訴訟を選択することは,慎重に検討した方がよいと思います。

この投稿は、2021年04月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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