請負契約で履行遅滞の理由が「コロナウイルス感染」である場合の扱いについて

公開日: 相談日:2021年05月02日
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  • 1回答

【相談の背景】
イラストレーターに制作依頼をしているものです。

再三の催促にも関わらず、制作物の納品が行われないまま納期を過ぎました。
催告後に相当期間が経過してもなお履行が無い為、契約の解除と損害賠償について連絡しました。

後日連絡があり、履行遅滞の原因として、
新型コロナウィルスに感染してしまい作業が出来ない期間があった為と主張しています。

請負の目的物を引き渡すことができなくなった原因が新型コロナウイルス感染症の影響である場合には、
請負人の責めに帰すべき事由(帰責事由)が認められないことを理由に解除が認められない可能性があると認識していますが、

メールのやり取りのみで、実際に顔を合わせて状況の確認ができないことを利用し、
虚偽の報告で責任を免れようとしていると疑っております。

【質問1】
この場合、
本当に新型コロナウイルス感染が理由なのか(本当に感染していたのか)の証明の為、
診断書などの証明書の提出を要請することは出来ますか?

【質問2】
本当に新型コロナウイルス感染が理由であった場合、
債務不履行を理由に契約解除自体は可能ですが、
履行遅滞による損害については損害賠償請求が出来ないということでしょうか?

1022796さんの相談

回答タイムライン

  • 浅野 剛 弁護士

    注力分野
    債権回収
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    1 任意交渉であれば相手に提出義務はありません。
      訴訟であれば相手は出さないと負けるので出してきます。
    2 そもそも、債務不履行に基づく損害賠償請求や解除に対して、コロナによる不可抗力の抗弁を主張されている状況かと思います。
     不可抗力であれば債務不履行による解除も損害賠償請も難しくなりますが、相手に履行の意思がなければ普通は返金による和解になるかと思います。

この投稿は、2021年05月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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