損害賠償条項の妥当性と理解について

公開日: 相談日:2021年07月20日
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【相談の背景】
損害賠償条項についてのご質問です。(甲:委託者、乙:受託者)
以下6つの項目について提示を受けました。

A:甲は、乙による業務の遂行中に損害を被った場合、乙に対して当該損害の賠償を請求できる。

B:乙が、業務の遂行中に甲以外の第三者に損害を加えて場合、乙が一切処理解決し、甲に迷惑をかけない。

C:AとBの場合でいずれも乙の責に帰することができない事由により発生したものであるときは、乙は賠償の責任を負わない。

D:乙による業務の遂行中に、甲乙以外の第三者が甲に損害を与えた場合、乙は、当該損害に関する賠償に関して当該第三者と直接交渉し、賠償金の請求を行い、これを甲に支払う。

E:乙による業務の遂行中、甲乙以外の第三者が乙に損害を与えた場合、乙は、当該損害の発生について一切甲に迷惑をかけず、当該第三者と乙との間で一切を処理するものとする。

F:DとEの場合については、いずれも乙の責に帰すべき事由によるものであるか否かを問わないものとする。

【質問1】
A~Cは問題ないと思うのですが、D~Fについて、あまり見たことがない条項です。受託者側に立つとすると、D~Fの条項の妥当性はどうなのでしょうか?

【質問2】
特にDの場合、契約関係にない第三者が委託者に損害を与えた場合、これを受託者が賠償請求したり、賠償金を回収して委託者に支払ったりする行為は法的に問題ないのでしょうか?また、可能なのでしょうか?

【質問3】
DとEは、受託者の責任で発生したものではなく、加害行為をした第三者との交渉は被害を受けた当事者が保険会社を通じて行えば済むような気がするのですが、いかがでしょうか?

【質問4】
DとEを委託者の視点で見ると、おそらく業務を受託者に任せているので、その業務中に発生した事故(損害)は、全部受託者で解決するのが当然でしょ、くらいの意味合いかと思いますが、そういうことなのでしょうか?

1047263さんの相談

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    お困りのことと思います。

    >受託者側に立つとすると、D~Fの条項の妥当性はどうなのでしょうか?

    →受託業務の内容にもよりますが、通常妥当ではないでしょう。

    特にDは、第三者の行為について乙(受託者)が交渉、請求する必然性はない反面、乙の負担は大きいでしょう。


    >Dの場合、契約関係にない第三者が委託者に損害を与えた場合、これを受託者が賠償請求したり、賠償金を回収して委託者に支払ったりする行為は法的に問題ないのでしょうか?
    >また、可能なのでしょうか?

    →業務委託料をもって「有償」と判断され、弁護士法違反となる可能性があります。


    >DとEは、受託者の責任で発生したものではなく、加害行為をした第三者との交渉は被害を受けた当事者が保険会社を通じて行えば済むような気がするのですが、いかがでしょうか?

    →保険の対象となる内容であれば、そのような対応も十分有り得るでしょう。


    >DとEを委託者の視点で見ると、おそらく業務を受託者に任せているので、その業務中に発生した事故(損害)は、全部受託者で解決するのが当然でしょ、くらいの意味合いかと思いますが、そういうことなのでしょうか?

    →その可能性は高いと思います。

    ご参考になれば幸いです。

  • 相談者 1047263さん

    タッチして回答を見る

    辻先生、ご回答いただきありがとうございます。
    全く腑に落ちていないところでしたので、ご回答を頂戴でき大変安心致しました。教えていただきました内容を心に留め、強気に交渉したいと思います。

この投稿は、2021年07月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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