みなし残業代がもらえなくなることはありますか

公開日: 相談日:2017年09月13日
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今働いてる会社の給料にはみなし残業代が入ってます。
会社の人も残業するのが当たり前になってる感じです。会社は早番と遅番体制になっていて、早番は私一人です。
早番は9時〜18時が仕事の時間で、私はいつも19時ごろには退勤しています。
ただ残業するのが当たり前となってる会社なので、早く帰る私のことが気に入らないのかわかりませんが、急ぎの仕事を頼んできます。それもいつも急にで、すぐ終わらない仕事を今日中にと言ってきます。

そこで質問なのですが、
このまま残業せず帰っていた場合みなし残業代はカットされても文句言えないですか?
また、みなし残業代が出てるのに残業しないとだめなのでしょうか?

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    いわゆるみなし残業代についてお答えさせていただきます。

    1 残業しなかった場合のみなし残業代カットについて
    まずは、就業規則や賃金規程の内容を確認してみてください。「実際の時間外労働に基づく割増賃金の額が固定残業代の額にみたないときも、固定残業代の金額を支払う」といった規定がある場合があります。
    次に、理論上は、固定残業代の対象となる時間外労働がなかった場合、ノーワークノーペイの原則からすれば、その分の固定残業代を減額することはありえます。ただし、その場合にも、就業規則等で減額の際の計算方法等について明確にされていることが望ましいといえます。
    なお、本件とは少し離れますが、固定残業代の対象となる時間外労働について、残りの時間外労働時間を翌月以降に繰り越せないかという形で争いになったケースがあり、その場合には、裁判所は時間外労働時間の繰り越しを認めています。
    以上のとおり、理論上は固定残業代のカットは不可能ではないと思いますが、そもそも割増賃金の計算の負担を軽くするために導入している会社が多いところ、わざわざ、実際の割増賃金の計算をして、固定残業代をカットする運用はとられにくいと考えます。

    2 残業の要否
    固定残業代が支払われているからといって、その分の時間外労働をしなければいけないということはありません。
    よって、やむを得ない時間外労働はともかく、固定残業代の分は残業してもらうといった会社の態度には問題があります。
    ただし、一点気をつけてもらいたいことは、どうしてもその日に対応しなければいけないような業務の指示については、それを理由なく断った場合、勤務評価で不利に扱われたり、指示に従わなかったとして処分を受ける可能性があることです。
    会社の業務指示の内容が、例えば、終業時間間際になり、あえて当日が期限となる仕事を(もっと早く指示できたのに)日常的に任せてくるといった事情であれば、会社の指示自体に問題があるといえそうです。

    いずれにしても、固定残業代の分、必ず残業しなければいけないわけではありませんので、それを踏まえて対応してみてください。

この投稿は、2017年09月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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