経営委任契約の撤回と相手に不利な時期の認定に関して

公開日: 相談日:2021年08月25日
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ベストアンサー

【相談の背景】
ある会社の代表取締役社長の経営委任契約を結びました。事前説明では訴訟案件についての質問で一件も無いとの説明でしたが、実際には訴訟になりそうな案件がいくつもあり、経営リスクが高いので、撤回しようと思います。人事組織の変更を企図しているようで、数ヵ月先の社長就任ですが、事前に人事組織変更にあわせて小職も顧問として1ヵ月後に就任して引き継ぎをする予定となっており、私の入社のアナウンスと同時に何人か異動する準備をしていて契約を急かされました。ただ、しばらくは現職もいるため運営には支障は出ません。

【質問1】
この様な場合に「相手が不利な時期」として損害賠償を受ける可能性は高いでしょうか?
その場合の費用はリクルート関連経費くらいでしょうか?また、説明が異なる事が特別な事情にあたりますか?

1057946さんの相談

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  • 辻 真也 弁護士

    注力分野
    労働問題
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    お困りのことと思います。

    >「相手が不利な時期」として損害賠償を受ける可能性は高いでしょうか?

    →契約締結から現在までどの程度の期間が経過したかにもよりますが、あまり時間が経っておらず、代表取締役就任の数ヶ月前かつ顧問就任の1ヶ月前であれば、先方にも時間的猶予があるので、「相手方に不利な時期」とはならない可能性が高いでしょう。

    >その場合の費用はリクルート関連経費くらいでしょうか?

    →そうですね。


    >説明が異なる事が特別な事情にあたりますか?

    →委任契約締結までの経緯や、
    >訴訟になりそうな案件
    の具体的内容を踏まえ、
    ・代表取締役就任の諾否にとって重要な事情を意図的に説明しなかった
    といえるような場合には、「やむを得ない事由」にあたる可能性が高いでしょう。

    ご参考になれば幸いです。

  • 相談者 1057946さん

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    ありがとうございます。契約締結日からは12日程度です。

  • 辻 真也 弁護士

    注力分野
    労働問題
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    >撤回には理由が必要でしょうか?

    →法的には不要です。
    ただし、会社側が損害賠償請求を主張し、ご相談者が「やむを得ない事由」を主張する場合、理由が必要です。

    なお、理由を伝えずに撤回した場合に会社側が納得することは考えにくいですし、一度は就任を承諾したことを踏まえ、(解約通知書には記載しないとしても)率直に理由を説明しておくことが望ましいようには思います。

この投稿は、2021年08月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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