適応障害での労災認定は認められますか

公開日: 相談日:2019年01月29日
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現在、会社で同じプロジェクトメンバーのうち、5名がうつ病などで休職に入っております。私は、ほとんど前情報がないまま騙された形でプロジェクトに入れられ、引き継ぎもないまま業務に当たっておりました。
途中で希望者はギブアップとしてプロジェクトから抜けても良いこととされたのですが、実際に上司に希望を出しても代替人員がいないことを理由に受け入れられず、そのまま配置転換はされませんでした。
先日、適応障害の診断書が出たので、休職に入れそうです。
この状況で適応障害での労災認定は認められますか。

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    精神障害の労災認定については、少なくとも行政段階では、認定基準に基づいて判断されます。
    認定基準では、業務上の発病として認定される可能性がある精神障害は、ICD-10のF2からF4に分類される疾病とされていますが、適応障害はその1つ(F43.2)です。
    認定の要件として発病前6か月以内に業務上の「出来事」があり、その出来事による心理的負荷の程度が「強」であったと認められることが必要になります。「出来事」の1つとして「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」が掲げられていますので、ご質問のケースでも可能性はあります。
    なお、心理的負荷の程度が「強」になる例としては、「仕事量が著しく増加して時間外労働も大幅に増える(倍以上に増加し、1月当たりおおむね100時間以上となる)などの状況になり、その後の業務に多大な労力を費やした(休憩・休日を確保するのが困難なほどの状態となった等を含む)」「過去に経験したことがない仕事内容に変更となり、常時緊張を強いられる状態となった」が挙げられています。

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    精神障害で労災認定を受けるための要件は以下のとおりです。
    ①認定基準の対象となる精神障害を発病していること
    ②発病前おおむね6か月の間に業務による強い心理的負荷が認められること
    ③業務以外の心理的負荷や個体側要因により発病したとは認められないこと

    適応障害は認定基準の対象となる精神障害に該当し(①)、実際に過去に適応障害で労災認定が下りたケースもありますが、ご相談者様のケースで労災認定が受けられるかどうかは②③の要件次第です。精神障害全般の労災認定率は30%前後で決して高くはありません。

    ご相談者様のケースでは、労災申請後の労基署の調査の中で、心理的負荷の原因となった具体的な出来事(プロジェクトメンバーとしての労働状況等)をどれだけ疎明できるかがキーポイントになります。

    精神障害の労災認定については、厚生労働省のパンフレット「精神障害の労災認定」に詳しく記載されておりますので、そちらもご参照いただくとよいと思います。

この投稿は、2019年01月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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