改正労働契約法について

現在、契約社員として6か月ごとに契約を継続し7年以上同じ会社に雇用されています。

店長など、責任ある立ち場も任されています

会社からは正社員と待遇が同じかむしろ良い、会社側から契約を破棄することは無く本人が希望すれば契約を継続すると説明されています。
正社員との違いは、退職金や産休制度がない、年間休日数が少ない、給与形態(歩合制)などさまざまです。

また4月~9月、10月から3月の契約にも関わらず、契約更新は4月、10月に入ってから行われます。(入社以来ずっと)

入社以来ずっと正規雇用を希望していますが、会社からは不可能と言われています。

「雇用される期間に限りのある契約社員などの雇用の安定化を目的に、5年を超えて働いた非正規労働者が希望すれば、企業は期限のない雇用契約に切り替えなければならないとする労働契約法の改正案が参議院本会議で可決され、成立した。」

というニュースを見ました。

この法律の改正で正規雇用を訴えることはできますか?
どのように交渉すればよいでしょうか?

同じ契約社員でも1年ごとの契約社員は3年連続で契約後、正規雇用されるか契約終了する法律になっていると聞きますが、6か月契約は何故無期限に継続できるのでしょうか?

ご返答よろしくお願い致します。
2013年04月08日 23時00分

みんなの回答

好川 久治
好川 久治 弁護士
労働問題に注力する弁護士
ありがとう
今回の労働契約法の改正で導入された無期労働契約への転換請求は、平成25年4月1日以降に開始する有期労働契約が通算の対象となりますので、実質的に適用対象となるのは、5年後以降ということになります。ですから、今の時点で無期契約への転換を請求することはできませんし、長期雇用への期待があったとしても、解雇規制において正社員と同様の規制を受けることはあっても、正社員への登用を請求して認めさせることまではできません。任意の交渉によるしかありません。

2013年04月08日 23時21分

中野 智昭 弁護士
ありがとう
まだ法改正がされて間もなく、裁判所の判断等が示されていないので、正確な回答が困難でありますが、とりあえず回答できる範囲で書き込んでみたいと思います。

1、法律の改正で正規雇用を訴えることはできますか?

 平成24年8月10日に、「労働契約法の一部を改正する法律」が成立し、その18条において、おっしゃられている「有期労働契約の無期労働契約への転換」が定められています。
 ただ、この条文は、「平成25年4月1日以後に開始する有期労働契約から適用される」とされていますので、現時点では、tokyo315さんにもこの権利は、まだ生じていない状態です。
 また、この権利は、「有期」を「無期」にすることは認めているものの、「正社員」にすることまで明言してはいないところがあるため、期間が「無期」になる以外の「正社員」としての待遇を得ることができるかどうかは、わからないところを残します。
 上記のとおりですので、「有期雇用」を利用して正社員と同じような仕事をさせている会社については、これから5年が経過する前に、何らかの対応(現在有期で雇用している社員の更新を拒絶したりする等)をとる可能性があるのではないかと言われています。
 ただ、tokyo315さんは、すでに7年間会社に務めていらっしゃるので、「期限の定めのない契約と同視できる状態になっている」あるいは、少なくとも、「今後も更新される合理的期待があった」という主張が可能である可能性はあると思います。
 契約更新時の書類等、証拠で残しておけるものは残しておくようにされたうえで、お困りの事態が生じた際には、お近くの弁護士等に相談にいかれてはどうかと思います。 

2、同じ契約社員でも1年ごとの契約社員は3年連続で契約後、正規雇用されるか契約終了する法律になっていると聞きますが、6か月契約は何故無期限に継続できるのでしょうか?
 こちらはちょっと、何の話かわかりませんでした。申し訳ありません。法律上は別段1年の契約を3回以上更新できないわけではないと思うのですが(労働基準法で、原則として3年を超える期間の定めは無効とされているので、そのこととの関係かもしれませんが。)。


2013年04月08日 23時34分

この投稿は、2013年04月08日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

関連度の高い法律ガイド

【労働条件通知書】労働条件を会社が明確に教えてくれないときの対処法

会社は雇用契約を結ぶ際に、「労働条件通知書」などの書面で、労働者に対して労働条件を明らかにすることが義務づけられています。この記事では、明ら...

この相談に近い法律相談

  • 契約終了前の退職

    契約社員で働いています。毎年契約しています。(1年契約) 契約終了前に退職する予定です。 契約書は、給料、有給、など、賃金面の契約のみ記載されています。 契約終了前に辞めたら、会社に不法行為や債務不履行で提訴される可能性はありますか? 就業規則は、契約社員の記載はありません。契約社員の雇用制度を導入する前の...

  • 有期雇用労働者の労働問題

    現在、有期雇用契約(9月上旬~3月下旬)で契約社員として就労しております。3月末で契約期間が満了する予定です。更新する意志は正直ありません。社会通念上、契約期間満了より1か月前に事業主に連絡する事が常識だと考え責任者に申し出ました。契約社員として就労している際も無期雇用として採用されている労働者と同様に退職届を...

  • 有期派遣社員の雇用対応

    弊社に派遣されている有期派遣社員の方が7月に契約期間が3年となります。 派遣法で3年経った方に対し、直接雇用の申し入れの義務がありますが、労働条件に付き、期間の定めのある契約社員という条件で申し入れても問題ありませんか? それとも、期間の定めのない正社員という条件でなければなりませんか? ご教示をお願いいたし...

  • 「何年以上」という期間縛りのある正社員の雇用契約はアリか?

    現在ある会社で正社員として働いておりまして、別の会社へ正社員として転職を検討しております。 そこで、質問なのですが、 ・正社員としての雇用契約を結ぶ際、「何年以上勤めなければいけない」といった期間の縛りのある雇用契約は法律上あり得るのでしょうか? (「正社員」をネットで調べると「期間の定めのない雇用契約で働...

  • 試用、臨時社員契約より早く退職させられた。

    試用、臨時社員雇用契約書に契約期間2ヶ月とありましたが半分の1ヶ月で退社を前日に突然言い渡されましたが雇用契約違法ではないのですか? 契約書の条文に廃止、懲戒、解雇、本契約に定めない事項試用、臨時社員就業規則に定めると記載されてありますが提示はされませんでしたので。

法律相談を検索する

弁護士に依頼することを検討中の方はこちら

複数の弁護士にまとめて見積り依頼
費用対処方針比べて選ぶことができます。

  • 弁護士費用がいくらかかるか知りたい
  • 弁護士の選び方がわからない
  • 弁護士が何をしてくれるか知りたい
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

労働問題に注力する弁護士

よく見られているキーワード一覧

最近検索されたキーワード

法律相談を検索する

新しく相談する無料

労働条件の法律ガイド

関連カテゴリから解決方法を探す

弁護士に相談しようと思ったら…

弁護士に見積り依頼をする

複数の弁護士にまとめて見積り依頼

  • 最短3分で依頼完了
  • 依頼内容は非公開
  • 分野に詳しい弁護士から見積り依頼が届く
一括見積りをはじめる無料

依頼前に知っておきたい弁護士知識

労働のニュース

  1. アシックス「パタハラ」裁判、会社側は争う姿...
  2. 「女性活躍」でメディア注目の塗装会社、ハラ...
  3. 本当は働いたのに「残業なし」で出勤簿提出 ...
  4. パンプス強制にNO「#KuToo」署名提出…女性の...
  5. 就活セクハラ「被害者が声を上げられる場所を...
  6. ドイツに出向、残業100時間超で精神疾患に…現...
  7. しゃぶしゃぶ鍋事件、被害男性「熱い鍋より、...

活躍中の弁護士ランキング

労働問題の分野

ピックアップ弁護士

をお選びください。

弁護士回答の中から一番納得した回答に、「ベストアンサーに選ぶ」をつけることで、
回答した弁護士に最も高い評価を与えることができます。

ベストアンサー以外にも「ありがとう」をつけることができます(複数可)。弁護士へのお礼も兼ねて投票へのご協力をお願いいたします。

※万が一、納得のいく回答がない場合は、「ベストアンサーを選ぶ」をつけずに、投票を終了することもできます。