退職後、就業規則違反があった場合はどうなる?

「会社の上司からパワハラを受け、病気になり、それを会社に言ったら解雇された」
という内容をブログに書いた場合、それは「会社の秘密を漏えいした」「会社の名誉を傷つけた」事になりますか?

ただ、会社名、上司の名前等は一切伏せた上です。

また、就業規則上で
「会社の秘密を漏洩したり、名誉を傷つけたら懲戒処分、そしてそれは退職後も免れない」
となっていた場合、解雇予告手当と退職金をもらって退職した後に、上記のような違反があった場合、その時点で懲戒処分に変更される可能性はありますか?
2014年07月24日 18時46分

みんなの回答

今井 俊裕
今井 俊裕 弁護士
ありがとう
「会社の上司からパワハラを受け、病気になり、それを会社に言ったら解雇された」
という内容をブログに書いた場合、それは「会社の秘密を漏えいした」「会社の名誉を傷つけた」事になりますか?

ただ、会社名、上司の名前等は一切伏せた上です。

上記の事情ならば名誉毀損にはなりません。具体的な会社名や使用者名が特定でない場合のことですが。

また、就業規則上で
「会社の秘密を漏洩したり、名誉を傷つけたら懲戒処分、そしてそれは退職後も免れない」
となっていた場合、解雇予告手当と退職金をもらって退職した後に、上記のような違反があった場合、その時点で懲戒処分に変更される可能性はありますか?

会社秘密の漏洩や名誉毀損の事実がありません。とすれば懲戒処分ができません。

2014年07月24日 18時53分

國安 耕太
國安 耕太 弁護士
ベストアンサー
ありがとう
>「会社の上司からパワハラを受け、病気になり、それを会社に言ったら解雇され
>た」という内容をブログに書いた場合、それは「会社の秘密を漏えいした」「会社の
>名誉を傷つけた」事になりますか?
>ただ、会社名、上司の名前等は一切伏せた上です。

 会社・上司を特定できないのであれば、名誉毀損とはなりません。
 ただ、ブログの他の記事から、会社・上司を特定できるような場合は、名誉毀損となる可能性はあります。

>また、就業規則上で「会社の秘密を漏洩したり、名誉を傷つけたら懲戒処分、そ
>してそれは退職後も免れない」となっていた場合、解雇予告手当と退職金をも
>らって退職した後に、上記のような違反があった場合、その時点で懲戒処分に変
>更される可能性はありますか?

 原則としては、退職後には従業員としての地位がないので、懲戒処分をすることができません。
 ただ、理論的には、当初の退職を錯誤無効(民法95条)、詐欺取消し(96条)したうえで、改めて懲戒処分をするということも不可能ではないかもしれません。

2014年07月24日 19時05分

相談者
ご回答ありがとうございます。

ということは、たとえばそのブログの書き手本人が、プロフィール上で本名と素顔と都道府県レベルで所在地を公表している場合、見ている人によっては(たとえば転職活動の一環で、その書き手の履歴書を手に入れた人物とか)相手の上司名は別として、会社名はわかってしまいそうな気がするのですが、その場合は、たとえ相手の会社名や上司の名前を、その記事でも他の記事でも伏せて書いている場合でも、秘密漏えい、名誉棄損になってしまうのでしょうか?

2014年07月24日 20時49分

この投稿は、2014年07月24日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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