労働審判で損害賠償や慰謝料にあたる金銭支払いを求めることとその実現の可能性について

【経緯】今年4月にとあるホテルの夜勤フロント職の採用面接を受けハローワーク求人票記をもとに労働条件を確認し翌日付で入社。雇用契約書や労働条件通知書の説明・交付がなく、求人票や採用面接時の説明と労働実態が異なってた。所定労働時間8時間で賃金1万円、休憩8時間だったが、休憩は「手待ち時間」の状態であり実質16時間勤務。給料支払いは示された固定日額のみ。入社3カ月後の試用期間満了後会社に異議申立て。会社は私の話を聞こうとせず逆に複数の上司が私を黙らせようと暴言を浴びせ叱責を繰り返す。やがて会社は「8時間勤務を望むのなら減給となるが配置換えは可能」として2種類の別職への配転を提案してきたが、いずれも私限定という場当たり的なものだったので、根拠をと就業規則や賃金規定、労使協定の閲覧を求めたが全て拒絶。会社側からの不当な圧力が続き10月に精神的に追い込まれ自ら退職届を提出。会社は私の自己都合としたが私がハローワークに会社の違法行為によるものと主張し「正当な理由のある自己都合退職」と訂正。退職の1カ月前には監督署に申告、臨検で法令違反が確認され11月には是正勧告が出さた。会社は「手待ち時間」を労働時間と認め最低賃金額で算出した1勤務あたり時間外労働8時間分の賃金を支払ってきた。私は納得しておらず「労働審判」を行うことを考えており、その際の要求に関連して教えていただきたいことがあります。(※ 私が有する証拠資料:タイムカード、給与明細、一連の交渉の経緯のメモ、監督署の是正勧告の写し。なお監督署によれば、就業規則、賃金規定、労使協定は、監督署届け出済みのものが労働実態とは異なる全て無効状態。)
【質問1】会社に非があり退職を余儀なくされたと考えており逸失利益にあたると考える給料の3~6カ月分の支払いを求めたいと考えております。これを労働審判で求めることについての可否と、支払いが実現することの可能性についてご教示下さい。
【質問2】会社は求人票の労働条件は合法状態を装うめに虚偽記載を行ったと認めています。ここから始まり、労働環境は是正勧告を受けるほどの違法状態、そして会社は明確な説明や弁明も一切せず不当な圧力で応じたのみ。私は実害と精神的な苦痛を被っており慰謝料請求を検討していますが、これを求めることの可否と、今回の場合の妥当な請求額及び支払い実現見込み額について見解をお聞かせ下さい。
2015年12月13日 23時06分

みんなの回答

黒岩 英一
黒岩 英一 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 長崎県1
ありがとう
【質問1】会社に非があり退職を余儀なくされたと考えており逸失利益にあたると考える給料の3~6カ月分の支払いを求めたいと考えております。これを労働審判で求めることについての可否と、支払いが実現することの可能性についてご教示下さい。

請求することは問題ありません。
しかし、退職届をご自分から書かれたということで、稼働していない分の賃金を請求することは、相当難しいと考えられます。

労働審判のため、裁判所がいくらかし払うよう会社を説得してくれる可能性はありますが・・・。

【質問2】会社は求人票の労働条件は合法状態を装うめに虚偽記載を行ったと認めています。ここから始まり、労働環境は是正勧告を受けるほどの違法状態、そして会社は明確な説明や弁明も一切せず不当な圧力で応じたのみ。私は実害と精神的な苦痛を被っており慰謝料請求を検討していますが、これを求めることの可否と、今回の場合の妥当な請求額及び支払い実現見込み額について見解をお聞かせ下さい。

慰謝料請求は可能と考えられますが、この場合、会社側の不法行為をあなたが証明しなければなりません。
会社側があなたにした叱責などの録音があれば、不法行為として認められる可能性は高くなると思われます。

慰謝料は個人の精神的苦痛なので、妥当な請求額はご自身で判断されてください。
一般的には100万円程度請求しておき、認められるのは高くても数十万円といったところです。

2015年12月14日 06時20分

この投稿は、2015年12月13日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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