不当解雇の和解金について

公開日: 相談日:2019年03月31日
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クリニックを開業しています。勤務態度が悪く患者の取違が多い受付スタッフを30日前予告し解雇したところ、3か月後に内容証明が届き慰謝料、未払金合わせて500万払えと言われました。こちらも弁護士をつけて解雇の有効に従い支払う義務はないと返信したところ半年後に裁判所から訴状が届き、現在裁判中です。相手側の証拠は当方の就業規則と解雇通知だけです。当方は指導していた内容の日記、アポイント帳などのミス、研修媒体などです。しかしこちらが細かく提示した内容に対し、全てそんな事実はなかったと反論され、研修も研修媒体すらなかったと嘘八百の供述です。
しかし、それを証明する証拠がありません。実際、彼女は患者の取り違えにより個人情報漏洩未遂を何度も繰り返しています。しかし、当方の弁護士によると証拠が弱いとのことで立証出来ていない状況です。現在は裁判官から和解を勧められています。弁護士によるとおおよその金額は70万です。この社員の言い分が通ってしまうのでしょうか?裁判官は水掛け論になっているときどのように判断するのでしょうか?日本の法律では、普通解雇はほとんど認められないとのこと、70万を払わないとならないのでしょうか?

781386さんの相談

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    ご依頼されている弁護士が事実関係をよく知っていると思いますので、法的な見通しを再度聞いた方がよいかと思います。また、裁判所における和解期日において、裁判官から直接話を聞いてみるのも一つかと思います。(判決となると70万円で収まらないリスクがあるかもしれません。)

    「個人情報漏洩未遂」ということで、完全に漏洩したわけでもないようです。ご指摘のとおり日本の解雇規制は厳しいですので、簡単に解雇はできないことが多いです。
    あくまで一般論で、私の感想となりますが、お書きになっている事情だけで普通解雇とできるかは微妙なように思えます(試用期間であれば多少緩くなりますが、恐らく試用期間中でもないのでしょう。)。

    また、労働者に悪いところがあったと認められたとしても、解雇は最終手段とされることが多いですので、改善のためにどのような指導をしていたのかというのは争点となるかと思います。また、勤務態度が悪いとしても、「戒告」等を経ずに、解雇とするのも厳しい目で見られるかもしれません。
    このため、改めて、ご依頼されている弁護士に見通しをよくお聞きになった方がよいかと思います。

    また、次からは、解雇前に弁護士に相談された方がよいかと思います。
    先に始末書を出させて証拠集めをしておいたり、すぐに解雇とせずに話し合って退職の形を取ってもらったりと、色々と柔らかい手段を取ることもあり得たと思います。

  • 相談者 781386さん

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    解りやすいご説明とご指摘ありがとうございます。感謝いたします。
    依頼している弁護士より、和解は代理人同士で決めると先日説明されました。納得がいかず、裁判官の心証を聞きたいと申し上げたところ、裁判官に電話をしてくれたとの事で、裁判官も一緒の考えの70万と言われました。今4回目の裁判であり、あまり長引くのは良くないと先日聞きました。代理人が早く終わらせたいというのが何か見栄隠れしている気がします。心証を聞くために本当に電話をしてくれたのかと疑心もあります。
    当方としても、始末書などの証拠を取らなかったことや、退職奨励も少なかった落ち度は認めております。
    ただ、従業員の態度も言葉づかい、社会的常識もひどく欠落したもので、キスマークをつけて受付をしたり、ミスも多くクリニックとしても失ったものは多いのです。
    和解には応じる姿勢ですが、なぜその金額なのか裁判官と話をしたいと、代理人に伝えたのですが、裁判官とは話をできることはあまり無いとのこと、そのために代理人がいると言われました。
    和解期日に和解金額が決まる前に裁判官と話すことは出来るのでしょうか?
    また、クリニック側が他の従業員と問題のスタッフについて話したLINE証拠や、問題スタッフが内容証明を送りつけてきた時に、解雇により体調をかなり悪くしたという嘘を証明する証拠が今頃出てきたのですが、それは見ていただけないのでしょうか?水掛け論でしたが、問題の従業員の嘘をいくつか証明できる証拠なのです。
    代理人はこちら側の主張はおそらく認められているから今さら必要ないと言われました。ずっと水掛け論であって、証拠も薄いと言われており、なんだか納得がいきません。認められているのに70万も払わないと行けないのでしょうか?
    裁判官と話をしたいのですが、どうしたらいいのでしょうか。

  • ベストアンサー
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    一般論としてお答えします。
    和解に際しては、質問者様の考え方がありますし、相手には相手の考え方があります。先例や、裁判官とのやり取りを踏まえた(弁護士の)法的な判断もありえます。

    依頼されている弁護士が、こちらの主張(相手に払うべきお金はない)を貫いて判決に持ち込まず、和解で終わった方がよいと判断しているように見えますから、何らかの(法的な)理由があるのではないでしょうか。
    和解した方がよい理由に対しては、質問者様は納得できないかもしれませんが、判決まで突き進むと法廷で証言もしないといけなかったり、判決でより高額を支払う結果が出たりと、リスクもあるのではないでしょうか。

    >和解期日に和解金額が決まる前に裁判官と話すことは出来るのでしょうか?

    代理人弁護士に頼んで、和解期日に裁判所まで同行することが考えられます。ただ、裁判官がこちらに肩入れする態度を示すことはないかと思いますので、裁判官とお話しすることには期待しない方が良いかと思います。70万円がいかに望ましいかを説明されるかもしれません。

    >クリニック側が他の従業員と問題のスタッフについて話したLINE証拠や、問題スタッフが内容証明を送りつけてきた時に、解雇により体調をかなり悪くしたという嘘を証明する証拠

    相手方が嘘をついている悪い人間ということを主張しても、法律上の争点(解雇の妥当性・相当性)と関係が薄ければ、結果に影響を及ぼさないことが多いかと思います。仮に、解雇後に嘘をついたとしても解雇の妥当性・相当性とは無関係なように思えますし、こちらと第三者との会話記録であれば、水掛け論の域を出ないかもしれません。

    和解するメリット・デメリットについて、改めて代理人弁護士に説明を求めてもよいと思います。

  • 相談者 781386さん

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    度々ご回答いただきありがとうございます。
    こちら側の証人も難しいことと、相手側が尋問であれこれ聞かれたくないとの事で前回の期日に裁判官から和解を勧められたそうです。
    裁判をしかけておきながら、あれこれ聞かれたくないとはふざけてると思いましたが、先生のおっしゃる通り判決にした場合、70万より取られるリスクがあることを聞きました。
    こちらもある程度の和解金は覚悟しているのですが、なぜ70万なのか知りたいのです。
    依頼弁護士に言わせると、この金額で和解できたらこちらの勝訴と思っていいと言われたのですが自分は素人で判例などを色々知っているわけではないので納得がいかないのです。
    和解期日には裁判官と双方の代理人で進めるのでしょうか。
    裁判官とは話せないようですが、70万が望ましい理由を必ず話してくれるとも限らないということですよね?
    また和解ということは、不当解雇と認められたということではないのですよね?

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    互いに譲り合って合意できる金額が70万円ということで、70万円という数字に深い意味はないかもしれません(あるいは給与の数か月分と同額かもしれません)。
    最初の請求額が500万円ということですので、相手方の請求は多少は満たされたけれども、大部分が認められなかったということになりそうですね。

    和解となれば、裁判所の結論は示されませんので、不当解雇と認定されるわけではありません。恐らく「解決金として70万円を支払う」などという条項になるのではないでしょうか。
    (判決となれば、裁判所が一定の結論を示します。)

  • 相談者 781386さん

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    いつも迅速な解りやすい回答をありがとうございます。
    依頼代理人に色々聞いても納得のいく説明がなかったのですがよくわかりました。
    明日打合せがあるので、代理人とよく話して見ようと思います。
    ありがとうございました。

この投稿は、2019年03月時点の情報です。
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