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フレックスタイム制 : フレックスタイムとは?始業時間のトラブル

フレックスタイム制時の"所定労働時間"に対する労働時間の「不足」の解釈について

フレックス制度における"所定労働時間"に対する労働時間の不足の解釈に関して、常識的なご意見をいただけたらと思って、投稿いたします。

月の"所定労働時間"(通常の出勤日の定時間内労働時間の合計)が155時間の月に、休日労働時間4時間を含めて155時間働きました。つまり、"実労働時間"は155時間ではあるのですが、平常勤務日の労働時間が4時間足りません。平常日の勤務時間をフレックスを使って減らしたためです。休日出勤は上長下命ですし、時短のためのフレックスも所属する部署の方針を酌んでのことです。

ところが会社から、"所定労働時間"が不足しているので、「規則に従い罰則の適用対象だ」と言われました。給料の支払いとしては、休日労働の時間給と通常の時間給の差額が支払われ、休日に働いた分のプラスがあるのですが、平常日の不足を早退/遅参と同じ扱いとされ、勤務査定に影響するということです。

一方、同様に休日労働を1日分働いて翌日に代休を取った場合、平常日の労働時間の合計は"所定労働時間"に満たなくても、代休が理由であれば罰則の適用ではないとのこと。

この例でいくと、「代休での時短は問題なしだが、フレックスでの時短は罰則に値する」という 普通に考えれば奇異な感じがする話なのですが、「フレックスタイム制度の"所定労働時間"というのは休日労働時間とは分けて管理することに法律で定めらていて、そういうものだ」の一点張りです。
不足時の罰則に関しては、労働基準法ではなく、労使協定の内容によるという説明もありました。

ただ、労基法/社規の給与計算方法に照らし合わせても不足とはならないのに、罰則対象(勤務怠慢/不足とみなされる)とされるのが、どうにも理解できません。ちなみに、社規では「やむをえない事情がある場合は罰則の対象としない」としていますが、具体的にどういう場合なのか書いていないため、勤労担当は先の意見を曲げません。

職務怠慢か労働時間不足を理由に罰則を適用されるのであれば仕方ないと思いますが、労働基準法の(フレックスタイム制度)を過剰解釈したような理由にどうしても納得いきません。

私は労基法を完全に把握しているわけではないので、常識的な第三者としてのご意見を伺いたく。
フレックスタイム制度によって1日あたりの労働時間が変則は可能ですが、月当りの所定労働時間(1日当りの所定労働時間×月当りの勤務日数)を下回ると、就業規則によっては不足している時間が遅刻・欠勤などの扱いになります。この点については、労働者は、余り注意をしていないことが多く、問題点の一つかも知れません。
 このような場合に、実際遅刻や欠勤として罰則を課しても良いかについては、一般的には導入各社の就業規則によると言われているようです。
 就業規則に定めがない場合の扱いですが、原則通り罰則を課してよいという意見もあるでしょう。しかし、動労者も慣れていないところがあり、導入初回から罰則を課するのは酷ですので、初回は告知・注意のみをし次回から罰則を課するのが穏当なように思われます。
早速のご回答ありがとうございます。ちょっと相談の意図が伝わっていたのか不安になりましたので、追加でお聞きします。

私の納得いかない点は、「不足」があった場合の処置云々ではなく、「不足」とみなされる条件に違いがある点についてです。総労働時間としては不足はなく、休日出勤分の時短の方法で罰則適用に違いがあることです。
代休だと適用外で、フレックスで時短すると"所定労働時間"の「不足」となる そこが分からないのです。
罰則を適用するからには、「勤務に対して怠慢があった」ということでなければならないはずです。でも代休とフレックスでの時短のどこに違いがあるのでしょう。
「代休だと適用外」ということが、就業規則若しくは従前の慣行などから認められていたのではないかと思いますが、どうでしょうか。 ありがとうございます。

はい。「代休」制度はフレックス制度導入前からありました。下命を受けて休日に労働した分(1日分の労働時間があれば)、平日に休めます。休んだ分、"所定労働時間"が不足しても罰則の対象になりません。

でも、1日分に満たない労働を休日に下命された場合、当然ですが代休取得の対象にはなりません。最初にも申し上げましたが、労働時間短縮も会社側からの要望です。それに協力したわけです。
これで、罰則の対象だとする規則自体が適切だとは言えないと思えるのです。

この規則の但し書きに「ただし、やむをえない事情がある場合は罰則対象としない。」とあります。個人の都合で「不足」したわけではなく、返って余分に1日会社に出勤してるのです。せめて、「この対象としない事情」と解釈するのが、当然だと私は思います。

どうお感じになりますか?

詰まらない相談ですいません。自分が非常識なことを言っているのか、第三者の意見を聞きたいと思っている次第です。
よろしくお願いたします。

この規則の但し書きに「ただし、やむをえない事情がある場合は罰則対象としない。」とあります。個人の都合で「不足」したわけではなく、返って余分に1日会社に出勤してるのです。せめて、「この対象としない事情」と解釈するのが、当然だと私は思います。どうお感じになりますか?

 おっしゃる通りと思います。罰則の適用は、できるだけ慎重にすべきでしょう。
そう言っていただけただけでも痞えが取れた気がします。
ありがとうございます。

たかはしさん
2014年01月30日 01時25分

みんなの回答

西田 広一
西田 広一 弁護士
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ありがとう

2014年01月30日 05時50分

たかはし さん (質問者)

2014年01月30日 07時39分

西田 広一
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2014年01月31日 09時38分

たかはし さん (質問者)

2014年02月02日 00時22分

西田 広一
西田 広一 弁護士
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2014年02月03日 19時56分

たかはし さん (質問者)

2014年02月04日 00時06分

この投稿は、2014年01月30日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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