フレックスタイム制の使用制限について

公開日: 相談日:2014年01月29日
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フレックスタイム制は「労働者各人が始・終業時刻を自主的に決定する制度」だと思うのですが、
当社は業務以外の理由でのフレックスの使用が禁止されているようです。
どうやら、「就業規則、労使協定に従い、自主的に決定する」と解釈しているようで、
就業規則、労使協定等に「業務以外での使用を禁止する」旨を記載することにより、
使用制限ができると解釈しているようです。

フレックスの使用を「残業を減らすため等の業務上の理由」に使用する場合は認めるが、「通院や通勤ラッシュの回避等の私的理由」で使用することを禁止することは可能ですか?
また、就業規則や労使協定で「フレックスタイム制は業務以外の理由での使用は禁止する」と規定することは労働基準法上問題ありますか?

229879さんの相談

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    >フレックスの使用を「残業を減らすため等の業務上の理由」に使用する場合は認めるが、「通院や通勤ラッシュの回避等の私的理由」で使用することを禁止することは可能ですか?

    フレックスタイム制は始業及び終業の時刻をその労働者の決定に委ねることを内容とするものですから、私的な理由を禁止することは不当と考えられます。
    個別の労働者と契約を結んでそのようなルールを決めること自体はできる可能性がありますが、合理性がなく、違法無効とされる可能性があります。

    また、通院や通勤ラッシュ回避は、従業員が健康的に稼動し、身体的負担を減らすという効果もあり得ますので、私的理由と限定されることはないでしょう。
    会社側の裁量で一方的に従業員の裁量を奪うことにもなりかねません。

    >また、就業規則や労使協定で「フレックスタイム制は業務以外の理由での使用は禁止する」と規定することは労働基準法上問題ありますか?

    決めること自体はできますが、争った場合に違法・無効となる可能性が相当程度あると考えます。

  • 相談者 229879さん

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    解説ありがとうございます。
    会社に再度問い合わせてみます。

この投稿は、2014年01月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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