前職場からの内容証明の受け取りについて

お世話になります。
タイトルの通り、私は最近、同じ業界に転職をした者です。

前職を退職する際に、同じ業界に転職をしないことといった「機密情報・個人情報に関する誓約」と
書かれた書類にサインしてしまいました。
(この書類を出された際に、サインしなければ「懲戒免職だぞ」と恐喝まがいのことを言われたため)

そして、本日、家に帰ってくると全く知らない差出人から、一般書留の不在票が届いていました。
先日、同業界の展示会があり、同業界への転職が知られたことや、土曜日に送ってくることなど
いろいろと考えると、おそらく内容証明の郵便だと考えられます。

あくまでも仮定の話になってしまい、申し訳ありませんが、この書類を受け取らずに放置したり
受け取り拒否をしても大丈夫なのでしょうか。

本当に裁判などになったら、今の会社を退職することも考えております。

前職では係長レベルの一般社員でしたし、小さい会社でしたが、経営に関係する重要な情報などは
扱っておりませんでした。
書類にサインしておきながら、同業界に転職をしてしまったという後ろめたさはありますが、
前の会社や顧客に関係する情報を漏洩したことはありません。

良いアドバイスをお願いいたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2019年06月22日 13時48分

みんなの回答

羽鳥 正靖
羽鳥 正靖 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 群馬県4 労働問題に注力する弁護士
ありがとう
「機密情報・個人情報に関する誓約」の内容によりますが、「同じ業界に転職をしないこと」という内容が書かれていたのであれば、退職後の競業避止義務が付されていたのだとは思います。
それを前提にご質問に対して回答します。
1 「この書類を受け取らずに放置したり受け取り拒否をしても大丈夫なのでしょうか。」
一般書留の受領拒否について直接問題となる可能性は低いです。
しかし、仮に当該書類が会社からの内容証明等である場合には、任意の交渉が難しいと判断され訴訟等を提起されるおそれもあります。
一回受領して中身を見てみた方がよいかもしれません。
2 今後について
情報を漏洩していなかったとしても、同業他社に就職すれば退職後の競業避止義務違反となってしまう可能性があります。
もっとも、退職後の競業避止義務は、労働者の職業選択の自由を制約する側面がありますので、過度の制約(例えば退職後期限を設けず同業他社への転職を禁止する等)を内容とするのであれば無効を主張できる可能性もあります。
仮に会社と紛争になるのであれば、お近くの弁護士にご相談された方がよいでしょう。

2019年06月22日 15時18分

相談者
早速のご回答、まことにありがとうございました。
ご指摘の通り、誓約書には「同じ業界に転職をしないこと」という内容の記載もありました。

しかし、記載いたしました通り単純な一般社員で、営業や経営にも関わっていない社員でも
訴えられてしまう可能性があるのでしょうか。
また、ご指摘のような退職後の期限を設けてもいませんでしたし、その誓約書のために
退職金が増額されたなどは全くありません。

正直なところ、前職を辞める際に相当な精神的ダメージを被ったため、関わりたくないと
考えていました。

やはり、このようなケースの場合は逃げるのではなく、内容証明を受け取って正々堂々と
対峙するしかないのでしょうか。

再度質問してしまい申し訳ございませんが、再度アドバイスをお願いいたします。

2019年06月22日 15時49分

羽鳥 正靖
羽鳥 正靖 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 群馬県4 労働問題に注力する弁護士
ありがとう
お気持ちお察しいたします。
今回の場合は、①営業や経営に関わっていない単純な一般社員、②制約の期限が設けられていない、③退職金増額等競業制限に対する代償も支払われていないと、競業避止義務違反が無効となり得る要素は存在するものと思われます。
そのため、確実にそうなるとは言えませんが、もし会社が競業避止義務違反を主張してくるのであれば退職後の競業避止義務の無効を主張して、正々堂々と対峙することも一つの手かと思われます。
もちろん会社が訴訟の提起までするかは限りませんので、あくまで内容証明の受領を拒否し交渉をしない態度を貫くのも一つの手です。

2019年06月22日 16時27分

相談者
早速のご回答、まことにありがとうございました。
また、お礼が大変遅くなりまして申し訳ございませんでした。

相談させていただき、またご回答いただきましたことで多少は心が落ち着きました。
何かありましたら、再度別に相談させていただきます。

2019年06月26日 20時38分

この投稿は、2019年06月22日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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