競業避止義務に反することになるのか又裁判になった場合勝ち目はあるのか教えてください。

公開日: 相談日:2012年05月01日
  • 2弁護士
  • 2回答

今年3月に前職を退職し、4月から現職についております。
退職の際、取引先であった会社に転職する旨を伝え、転職先でその会社の仕事を引き継ぎたいと伝え、了承を得ました。
先日その得意先に伺い、見積もりも提出し、ほぼ受注の見込みです。
売上規模は1,000万円程度、粗利率は社内人件費を除いて80%位です。
その仕事は継続業務ではありませんが、毎年予算を採って実施するもので、5~6月頃スタートし、1月頃終了します。
前職では6年間その仕事をほぼ一人で行ってきました。
ただ、営業担当まで務めたのは最後の1年間だけです。
前職で私が担当する前からその仕事は受注していましたが、ミスが多く得意先に迷惑をかけたり、スムーズには回っていませんでした。
私がやり方を根本的に変えて利益の出るしくみに変えました。
前職の会社で私がいたころのように進行していくことは不可能だと考えています。
前職のスタッフではうまく仕事を回せず得意先に迷惑をかけることにもなると思ってます。
得意先もそのことは認識していて、今回仕事を回してくれることになったと思います。
しかし、前職の社長(営業も兼務してます)はそうは考えていないようです。
退職の際に、競合先に就業しないこと、取引先の仕事をしないこと等の誓約書を書かされています。
違反した場合損害賠償を払うとなっています。
前職では役員ではなく、役職もありません。
また、機密情報を持ち出さないと言う内容の書類にもサインしてます。
損害賠償の訴えを起こされた場合、この誓約書は有効なのでしょうか。
損害賠償の義務を負う可能性はどくのくらいありますか。
また、その場合いくら位になりますか。
弁護士さんにお願いする場合の費用も御見積いただけますでしょうか。

320840さんの相談

回答タイムライン

  • タッチして回答を見る

    かなり難しい問題です。
    前会社に出した誓約書が全く効力を有しないということはないと思います。

    競業規制と職業選択の自由の限界事例であり、競業が問題になっている職種や企業規模、営業エリア等が個別具体的に判断されることになると思います。また、受注の前提となった見積りの基礎データ等の入手先も問題になります。そのデータが一般的に存在するものではなく、前会社で長年の取引等で蓄積されたものであるということであれば、データの不正使用になるという可能性も否定できませんが、業界に常識的に存在するものであれば問題になることはないと思います。

    裁判の見通しは、個別的具体的判断になると思いますので何とも言えません。費用は弁護士によって異なりますが、概ね請求額の10~20%前後くらいと思います。

  • タッチして回答を見る

    確かに非常に難しい問題で、細かな事実関係次第、証拠次第で結論は変わり得ます。

    ①誓約書に記載されている競業禁止期間が限定されているかどうか、②持ち出し禁止の機密書類の範囲が特定されているかという点も、誓約書の有効性(又は有効である範囲)の判断に影響を及ぼすかと考えます。

    また、拝見する限り取引先からのオファーということですので、問題にはならないと思いますが、積極的な取引先の簒奪行為があった場合、誓約書の効力に関わらず、前会社への不法行為が成立してしまうこともあり得ますので、念のため申し上げます。

    報酬ですが、損害賠償請求を棄却できた場合、及び減額できた場合は、成功報酬としてさらに減額分の10%程度を請求する弁護士が多いと思いますので、この点も併せてお伝えいたします。

この投稿は、2012年05月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

もっとお悩みに近い相談を探す

新しく相談をする

新しく相談をする 無料

弁護士に相談するには会員登録(無料)が必要です。 会員登録はこちらから