就業規則と雇用契約書、どちらが優先されるのでしょうか。

公開日: 相談日:2020年09月28日
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退職後の賞与について質問です。

前提条件として、
・入社時にサインした雇用契約書に、最初の1年間は評価期間と支給金額(固定)、支給日が明記されている。
・上記雇用契約書には支給日に社員でないと対象とならない旨の記載なし。
・就業規則には賞与規定で支給日に所属してるものが支給対象者である記載あり。

この状況で、評価期間は全て在籍しており、支給日前に退職した場合、賞与を貰う権利はあるのでしょうか。
最初の1年間は賞与が固定である時点で賞与規定とは乖離しているので、優先されるべきは雇用契約書だと思い、質問です。

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    雇用契約書に「支給日在籍の有無に関わらず支給する」旨の約定があるなら、当該約定が就業規則の規定に優先すると考えられます(労働契約法12条)。
    しかし、雇用契約書に支給日在籍要件の記載がないだけであるとすると、就業規則の規定の適用を排除する趣旨であると解するのは困難と思われます。

    「賞与が固定である時点で賞与規定とは乖離している」ことを根拠に、「雇用契約書にある『賞与』は、就業規則の『賞与』とは別物であって、後者の適用はない」と主張することも考えられますが、単に「額が固定」という特約があるだけであって「賞与」であることには変わりがない、という解釈がより素直であるように思われます。

この投稿は、2020年09月時点の情報です。
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