退職金の範囲

公開日: 相談日:2013年04月16日
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契約社員として、病院に6年勤務→退職

私も契約社員で、先に辞めた契約社員の方が、就業規則にある退職金の支給日(1ヶ月)を経過しても、支給されません。
勤務先に問い合わせたら、契約社員にたいしては、「退職金はない」「就業規則にも契約社員に対しては、記載されていない」と言われたそうです。

そもそも、私や先に辞めた職員がハローワークで紹介を受けた時は、「3年以上勤務で退職金の支給がある。」と記載されていました。

面接時も、「契約社員だけど、正社員と同じ仕事で、待遇も同じ」と言われました。

就業規則には、退職金については、計算方法が記載されています。就業規則には、契約社員については一切記載されていません。(そもそも私が入社して、1ヶ月には正社員の募集に代わりました。契約社員は、私で最後でした。)

正社員と同じように支給対象にならないのでしょうか?
なるとしたら、労働基準監督署に指導をお願いすることはできるのでしょうか?

173808さんの相談

回答タイムライン

  • 野澤 裕昭 弁護士

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    労働問題
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    退職金は就業規則や賃金規定で取り決めがない限り当然には発生しません。就業規則の規定に契約社員が含まれていないのであれば請求権はありません。ハローワークや面接での説明は明確に契約社員に退職金を支給するというものとは言えません。制度的にも退職金は長期雇用を前提とする正社員長年の勤務に対する慰労の趣旨から設けられるもので契約社員は念頭に置いていないのが通常です。貴方の場合は残念ながら退職金支給の対象にはならないと思います。

  • 相談者 173808さん

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    ありがとうございます。ボーナス7月に対して、4月いっぱいで退社です。ボーナスも働いた分までは、請求権はないのでしょうか?

  • 小池 拓也 弁護士

    注力分野
    労働問題
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    契約社員に別個の就業規則があったり,明文で適用が排除されていればともかく,そうでなければ正社員に対する就業規則が契約社員にも適用されると解釈する可能性はあります。
    労働法のスタンダードな教科書とされる菅野和夫「労働法」(第8版…古くてすみません)102頁には「就業規則は,臨時社員,パート社員,嘱託社員などについても,特則や除外規定が設けられていないかぎり適用がある」との記述があります。

    また,仮に特則や除外規定があったとしても,退職日が本年4月1日以降であれば,労働契約法新第二十条が適用され,退職金の支給につき,正社員と全く異なる扱いは許されないと判断される可能性もあります(勿論,判断されない可能性もあります。新20条そのものについては判例はないでしょう。法が出来るより前の判例ですが,丸子警報器事件長野地裁上田支部判決は参考になるかもしれません。)。

    個別的な事情にも左右されると思われるので,弁護士と直接相談してみてください。

    ご参考までに
    (労働契約法新20条)
     有期労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件が、期間の定めがあることにより同一の使用者と期間の定めのない労働契約を締結している労働者の労働契約の内容である労働条件と相違する場合においては、当該労働条件の相違は、労働者の業務の内容及び当該業務に伴う責任の程度(以下この条において「職務の内容」という。)、当該職務の内容及び配置の変更の範囲その他の事情を考慮して、不合理と認められるものであってはならない。

  • 相談者 173808さん

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    就業規則の退職金については、正社員と契約社員の区別はなく、従業員という文言のみです。

  • 小池 拓也 弁護士

    注力分野
    労働問題
    ベストアンサー
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    ボーナスを支給日に在籍している者のみに限り支給することは許されるというのがこれまでの判例といえます。
    厳しいのではないでしょうか。

  • 相談者 173808さん

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    ありがとうございます。ボーナスか、退職金どちらか貰いたいものです。

    労働契約法新第二十条が適用され,退職金の支給につき,正社員と全く異なる扱いは許されないと判断される可能性もあります(

    すなわち、③有期労働契約と無期労働契約の、期間の定めがあることによる不合理な労働条件の相違を設けることの禁止(新20条)を引用して、「正社員同様 退職金を払うべき」と、主張するということですよね?

  • 小池 拓也 弁護士

    注力分野
    労働問題
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    就業規則は正社員契約社員の区別なく適用される,という主張が一番とおすのが楽だと思います。
    契約書に「退職金は支給しない」とでも明記されていない限り。
    頑張ってください。

この投稿は、2013年04月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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