年俸制からボーナスありへの変更は不利益変更ではないのか

公開日: 相談日:2021年07月26日
  • 2弁護士
  • 2回答

【相談の背景】
管理職として勤務しております。今までは年俸制でボーナスはなかったのですが、今回急にボーナスに給与から振り分けられてしまいました。
(60万円分)
ボーナスは業績によって変動があるため結果として年収が下がってしまう可能性があり不利益変更なのではないかと思っておりますが、管理職には不利益変更は該当しないのでしょうか。
私には相談はありませんでした。

【質問1】
会社に不利益変更との事で、元の給与体系に戻してもらうことはできますでしょうか。

1048948さんの相談

回答タイムライン

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    大阪府4位
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    管理職であれ、労働者である以上は、労働条件の変更は労働者と使用者との間の合意によって行うことが原則です(労働契約法8条)。就業規則の変更によって行う場合には、同法10条の規定が掲げる諸要素に照らして合理的な変更といえること及び変更後の就業規則の周知措置が必要です。
    会社に対して変更の根拠を尋ねてください。根拠がないなら変更は違法・無効であると考えられますので、その旨指摘して旧に復するよう求めて交渉なさってください。

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    高橋 淳 弁護士

    注力分野
    労働問題
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    【質問1】

    会社に不利益変更との事で、元の給与体系に戻してもらうことはできますでしょうか。

    → 年俸性が契約内容であれば、ご記載の変更は不利的変更であり、何の説明もない以上合理性もなく、当該変更は無効です。

    (就業規則による労働契約の内容の変更)
    第九条 使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更することにより、労働者の不利益に労働契約の内容である労働条件を変更することはできない。ただし、次条の場合は、この限りでない。
    第十条 使用者が就業規則の変更により労働条件を変更する場合において、変更後の就業規則を労働者に周知させ、かつ、就業規則の変更が、労働者の受ける不利益の程度、労働条件の変更の必要性、変更後の就業規則の内容の相当性、労働組合等との交渉の状況その他の就業規則の変更に係る事情に照らして合理的なものであるときは、労働契約の内容である労働条件は、当該変更後の就業規則に定めるところによるものとする。ただし、労働契約において、労働者及び使用者が就業規則の変更によっては変更されない労働条件として合意していた部分については、第十二条に該当する場合を除き、この限りでない。

この投稿は、2021年07月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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