決定的な損害は与えていないが軽微なミスによる降格は違法ではないのか

公開日: 相談日:2020年06月28日
  • 1弁護士
  • 1回答

管理職をしています。
仕事で計算ミス、従業員の、出入り口の閉め忘れ、書類の押下モレ等、軽微なミスが続いております。
再三注意は受けてますが注意力散漫によるミスの改善に至りません。

会社に決定的な損害は与えていないですが、取引先に不備の書類が渡ったり、戸締り不足の為、安全が守れない恐れがあるのも頷けます。

半年間の猶予があり、改善のない場合降格も命じられています。

降格は致し方ないですが給料が下がると住宅ローンもあり、不足です。

職務降格による減給は違法にはあたらないですか?

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  • 伊藤 克之 弁護士

    注力分野
    労働問題
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    賃金の減額を伴う降格については、労働者の承諾を得るか、就業規則に根拠がなければできないとされており、あなたの場合は会社に降格と賃金減額に関する決まりが就業規則にあるかどうかを検証する必要があると思います。

    また、降格など人事権の行使は、それが人事権の濫用に当たらないことが必要で、人事権濫用に当たるかの判断には、
    ア 使用者側における業務上・組織上の必要性の有無及びその程度
    イ 能力・適性の欠如等の労働者側における帰責性の有無及びその程度
    ウ 労働者の受ける不利益の性質及びその程度
    エ 当該企業体における昇進・降格の運用状況
    などの諸事情を総合考慮することになります。
    あなたの場合も、仕事上のミスが軽微なものであるならば、また減給の程度によっては、降格に伴う減給は人事権の濫用になる可能性はあると思います。

    詳しくは近くにいる、労働問題に詳しい弁護士に相談してみることをお勧めします。

この投稿は、2020年06月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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