ビジネス上の金銭トラブル。弁護士さんは「100パーセント勝てる」とは断言しないものなのでしょうか?

私はファッションビジネスをしています。

数年前に、相手側が意味不明な理由でごねて、多額の商品のお金を払わなかった金銭トラブルがありました。私はその時に、2人の弁護士さんに相談しました。

2人の弁護士さんはどちらも「民事裁判になっても、おそらく、あなたが勝てると思います。」という回答でした。

私が「なぜ "おそらく" なのですか?つまり私が負ける可能性もあるのでしょうか?」と突っ込んだら、

弁護士さんは「あなたが100パーセント勝てるとは断言できません。裁判とはそういうものです。100パーセント勝てる、とは弁護士は言うことはできません。」と言いました。

結局は相手側に、私が弁護士さん2人に相談しに行ったことを伝えたら、すんなり商品のお金を支払ったので解決しました。しかし、2人の弁護士さんのお話にちょっと不安感が残りました。

Q. 弁護士さんは「100パーセント勝てる」などとは断言しないものなのでしょうか? やはり裁判とは、そういうものなのでしょうか?

また、昔よく観ていた法律系のテレビ番組ですが、いつも大きな疑問がありました。

スタジオの芸能人と一緒に、金銭問題や離婚問題などのVTRを観て、「このケースでは慰謝料が取れるのか?」などを4人の弁護士さんたちが熱く主張をぶつけあうバラエティ番組です。

いつも疑問だったのが、4人の弁護士さんの主張が大きく分かれる点です。

例えば金銭問題について、4人の弁護士さんのうち、2人の弁護士さんは「慰謝料が取れる」と主張しているのに、残りの2人の弁護士さんは「慰謝料が取れない」と主張しています。

Q. なぜ、「慰謝料が取れる」「慰謝料が取れない」と、弁護士さんたちの主張が大きく分かれてしまうのでしょうか? 

長文になり申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
2019年09月25日 09時46分

みんなの回答

田中 克幸
田中 克幸 弁護士
労働問題に注力する弁護士
弁護士が同意2
ベストアンサー
ありがとう
> Q. 弁護士さんは「100パーセント勝てる」などとは断言しないものなのでしょうか? やはり裁判とは、そういうものなのでしょうか?
そうですね。相手の反論を聞くまで、どのような反論が出るか分からないですし、相手がどのような証拠を出すかも、相手が出すまで分からないので、100%というのは言えないことが多いと思います。
また、弁護士は、事件について、依頼者に有利な結果となることを請け合い、又は保証してはならないというのが、弁護士職務基本規程29条2項に定められているので、これは弁護士の仕事上のルールでもあります。

> Q. なぜ、「慰謝料が取れる」「慰謝料が取れない」と、弁護士さんたちの主張が大きく分かれてしまうのでしょうか?
不法行為などの問題で、違法と評価すべきか否か、精神的苦痛が発生したといえるか否かなど、評価が関係する点については、法律家の間で意見が割れることはあり得ますね。

2019年09月25日 10時07分

豊芦 弘
豊芦 弘 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 大阪府8
ありがとう
> Q. 弁護士さんは「100パーセント勝てる」などとは断言しないものなのでしょうか? やはり裁判とは、そういうものなのでしょうか?

この部分については,弁護士職務基本規程29条2項に規定がされています。

(受任の際の説明等)
第二十九条 弁護士は、事件を受任するに当たり、依頼者から得た情報に基づき、事
件の見通し、処理の方法並びに弁護士報酬及び費用について、適切な説明をしなけ
ればならない。
2 弁護士は、事件について、依頼者に有利な結果となることを請け合い、又は保証して
はならない。
3 弁護士は、依頼者の期待する結果が得られる見込みがないにもかかわらず、その見込
みがあるように装って事件を受任してはならない。

2019年09月25日 10時24分

原田 和幸
原田 和幸 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都1
ありがとう
> Q. 弁護士さんは「100パーセント勝てる」などとは断言しないものなのでしょうか? 

100%とは言えないからです。

やはり裁判とは、そういうものなのでしょうか?

はい。

> Q. なぜ、「慰謝料が取れる」「慰謝料が取れない」と、弁護士さんたちの主張が大きく分かれてしまうのでしょうか?

取れるか取れないかは、裁判にならないと分かりません。
裁判で勝っても、強制執行ができなければ、取れません。
それは今ある事情をもとに、あくまで事前の予測だと思います。

2019年09月25日 10時31分

この投稿は、2019年09月25日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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