父から相続する土地家屋が、父が創業し筆頭株主だった会社の抵当に。死亡退職金は規定にない。

公開日: 相談日:2020年07月15日
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先月父が突然亡くなりましたが、父が創業し、代表取締役社長を務めていた株式会社があります。
従業員数80名くらい、非上場株式で父の持ち株比率は53%と聞いています。
相続人は母と子供3人です。
子供の1人は一従業員として父の会社で働いていますが、家族と会社とは元々関係が良くなく、経営にも一切タッチしておらず、今後もそのつもりなので、会社も株を売って欲しいと言っており、本来であれば早々に縁を切りたい所ですが、自宅の家と土地が会社の借入金の抵当(2500万)に入っていることが判明しました。
土地は父名義、建物は9/10が父名義、1/10が母名義です。
しかも父は創業者で30年以上代表取締役社長を務め、最近まで自分でも仕事を取ってくるような人でしたが、会社側の弁護士曰く、死亡退職金のようなものは初めてのことだし規定になくて検討中と言われて曖昧なままです。
こちらとしては相続する株しか切り札がないのですが、それも売渡請求されたら応じなければならないと聞きました。

1、抵当は借金を返済しない限り抹消できないし、返済完了しても自動的に抹消されないので手続きが必要と聞きました。
 仮に会社が返済完了しても、うちは株を手放したらそのような情報が入ってこないと思うので、延々と借入担保として使われるのではないかと思っています。
 抵当を外せる状況になったことを知り得る方法というのはあるでしょうか?

2、抵当の付け替えというのは、会社に差し出せるものがあって銀行が承認すれば、ということでないとやはり難しいものでしょうか?

3、死亡退職金というのは規定になければ諦めるしかありませんか?
  父の月収は180万、手取りで120万でした。30年以上代表取締役社長を勤めました。
  去年事業規模を大きくしたばかりでその借入金はありますが、業績自体は悪くないと思います。

宜しくお願い致します。

939213さんの相談

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    松原 脩雄 弁護士

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    1について
    抵当権も借り入れが済めば抹消義務が会社に生じます。延々と付け回すことはできません。
    それを確実にするために株式を譲渡するときに会社から確認をとるなり、銀行に通知義務を負わせるような方法を考えたらいかがでしょうか?

    2について
     銀行の承諾は必須です。

    3について
    定款に規定がない以上株主総会で決めるほかないでしょう。
    株主総会では53%の株式を持っているのですから貴方がたに有利な決議ができるはずです。

    弁護士酸とよく相談して損をしないように頑張ってください。

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    高橋 淳 弁護士

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    1、抵当は借金を返済しない限り抹消できないし、返済完了しても自動的に抹消されないので手続きが必要と聞きました。
    仮に会社が返済完了しても、うちは株を手放したらそのような情報が入ってこないと思うので、延々と借入担保として使われるのではないかと思っています。
    抵当を外せる状況になったことを知り得る方法というのはあるでしょうか?

    銀行との担保権設定契約に債務弁済の場合の通知条項があれば銀行から連絡があると思います。通知条項がなければ入れてもらってください。

    2、抵当の付け替えというのは、会社に差し出せるものがあって銀行が承認すれば、ということでないとやはり難しいものでしょうか?

    → 難しいでしょう。

    3、死亡退職金というのは規定になければ諦めるしかありませんか?
    父の月収は180万、手取りで120万でした。30年以上代表取締役社長を勤めました。
    去年事業規模を大きくしたばかりでその借入金はありますが、業績自体は悪くないと思います。

    通常、税金対策の観点から会社を受取人とする生命保険が掛けられていうと思います。その場合には、保険金が退職金の原資となるものであり、退職金が支払われる旨の合意が会社との間にあったという主張があり得ると思います。

    * 持株比率53%であれば相当強気の交渉ができるはずです。売渡請求についても、定款に規定が必要ですし、規定があったとしても価格について交渉することができます。

  • 中野 雅也 弁護士

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    この度はご愁傷さまでございます。
    お父様は、創業された会社の株式53%、ご自宅の土地、建物(10分の9)を少なくともお持ちで、相続人にはお母様と子が3名のことですので、相談者様の法定相続分は1/6になります(1×1/2×1/3=1/6)。様々な遺産がありそうですので全体的な解決のために弁護士に相談されるほうがよい案件であろうと思われます。

    1 経営者の方が会社の債務の担保のために自宅に抵当権を設定していることはよくありますが、銀行との関係で他の担保を立てるなどして外す交渉等がされることがあります。仮に、相談者様が法定相続分に従って土地の1/6の持分を相続したとすれば、銀行との関係で抵当権を設定している当事者になりますので、銀行が債務の内容を知らせないということにはならないのではないかと思います。
    2 残債務の額や会社の信用によると思います。
    3 会社の取締役が死亡により退任したケースで、退職慰労金を支給する場合は、会社の定款に定めがあるか又は株主総会決議で定めることが必要になります。会社の定款に規定がなくても、株主総会決議で月額報酬額を基準にした一定額を支給する旨の決議をすれば、法定相続人に対して会社から直接的な金員の支給をすることができると思われます。

    なお、譲渡制限株式の売却に当たっても。株式の価値(値段)がいくらになるかで争いが生じるケースが多くありますので、買取価格が提示されてもそれが適正な価格であるのか等の検討が必要になってきます。

    色々と検討すべきことがあるような案件であると思いますので、戸籍、不動産の登記、株式名簿、会社の登記等の情報を集めて、弁護士に相談してみるのがよいのかもしれません。

    何かの参考になれば幸いでございます。

  • 高島 秀行 弁護士

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    株の売り渡し請求は、定款に定められている必要があります。
    定款でいつ定められたのか確認された方がよいと思います。

    退職慰労金については株主総会で決議すれば支給することが可能です。

    53%の株式を持っているのであれば可決できると思います。

    > 1、抵当は借金を返済しない限り抹消できないし、返済完了しても自動的に抹消されないので手続きが必要と聞きました。
    >  仮に会社が返済完了しても、うちは株を手放したらそのような情報が入ってこないと思うので、延々と借入担保として使われるのではないかと思っています。
    >  抵当を外せる状況になったことを知り得る方法というのはあるでしょうか?
       返済状況については金融機関に確認することも可能です。

    > 2、抵当の付け替えというのは、会社に差し出せるものがあって銀行が承認すれば、ということでないとやはり難しいものでしょうか?
      会社が他に担保を出さないと難しいと思います。
       
    > 3、死亡退職金というのは規定になければ諦めるしかありませんか?
    >   父の月収は180万、手取りで120万でした。30年以上代表取締役社長を勤めました。
    >   去年事業規模を大きくしたばかりでその借入金はありますが、業績自体は悪くないと思います。
        前記のとおり株主総会で決議すれば退職金をもらうことは可能です。
        弁護士に相談した方がよいと思います。

  • 相談者 939213さん

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    先生方、ご回答ありがとうございます。
    追加でご質問が2点あります。


    1、死亡退職金ですが、父の死亡直後に定時株主総会があったため、相続人としてそこに出席して、今期の定時株主総会は終わってしまいました。
    今から株主総会を開いて父の死亡退職金について議決するというのは可能でしょうか?
    議決の期限などはあるのでしょうか?

    2、もし会社が父に保険を掛けていなかった場合、父の月額報酬や在任年数からすると死亡退職金はそれなりに大きな金額となると思います。
    一括では払えないと言ってくる可能性が大いにありますが、分割で支払ってもらうというのは法的に可能でしょうか?

    ちなみに定款には株の売渡請求についての記載はまだありませんでした。

    たびたび申し訳ありません。
    改めてよろしくお願い致します。

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    高橋 淳 弁護士

    注力分野
    遺産相続
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    > 1、死亡退職金ですが、父の死亡直後に定時株主総会があったため、相続人としてそこに出席して、今期の定時株主総会は終わってしまいました。
    >
    > 今から株主総会を開いて父の死亡退職金について議決するというのは可能でしょうか?
    >

    可能です。

    > 議決の期限などはあるのでしょうか?
    >

    ありません。

    > 2、もし会社が父に保険を掛けていなかった場合、父の月額報酬や在任年数からすると死亡退職金はそれなりに大きな金額となると思います。
    > 一括では払えないと言ってくる可能性が大いにありますが、分割で支払ってもらうというのは法的に可能でしょうか?

    可能です。

この投稿は、2020年07月時点の情報です。
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