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公開日:

父が亡くなり、認知症の母と一人娘の私が相続人です。

2017年03月29日
ベストアンサー
私は50歳代の主婦で、東京において、夫と二人で暮らしています。
地方に残っていた、私の父と母は、それぞれ認知症となり、2名とも介護施設に入所していました。
私はこれまで、5年間、遠距離介護を続けて来ました。

1ヶ月前に父が亡くなりました。相続人は母と一人娘の私のみです。
父の財産は1,500万円の預金と、山林・田畑・宅地です。全部合計しても3,000万円程度です。
お墓もその地にあります。

母は現在、認知症で要介護5です。しかし、成年後見はしていません。
その理由は、その地まで700㎞も離れていて、私が後見人になることは不可能と考えたためです。
また、地元の専門家の方に後見人をお願いする資金も持ってはいませんでした。
父も同じ理由により、成年後見はしないで終わりました。

父は遺言は残しませんでした。

司法書士の先生に相談したところ、「すべての財産において、すべての種類を半分ずつにする
のであれば、すみやかに、登記することは可能」と教えていただきました。

しかしながら、母はこの先、施設において、何年生きるかわかりません。

母の生存中に不動産を売却することも考えております。
そのためには、母を東京の施設に転所させて、まず私が後見人になるのが、
支出の一番少ない方法と考えます。

その後、遺産分割協議を進めれば良いと考えました。
しかし、私が後見人になっている場合、どのように遺産分割協議を進めて行くのか全くわかりません。

私としては、不動産の売却・処分を私一人で行いたいので、私一人の名義にしておくのが
最も良いのではないかと考えています。
母との共有名義にしておくと不都合が起こる気がしています。

お墓も私が祭祀承継者となり、不動産の売却(処分)と同時に、改葬したいと思います。

そのためには、預金のすべて(約1,500万円)を母に渡すことを考えています。

上記を整理しますと、母を東京に転所させて  私が成年後見人となり、
遺産分割協議を行い、  不動産を私名義にして、  不動産を売却し、改葬する  となります。

以上、しろうとの考えを述べました。
私の考えている順番や、方法で誤りがありましたら、是非ともご教示いただきたいと思います。
また、もっと良い方法や進め方がありましたら具体的にお教え下さい。
宜しくお願い致します。










相談者(537494)の相談

みんなの回答

原田 和幸
原田 和幸 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都1 遺産相続に注力する弁護士
弁護士が同意1
ありがとう
> しかし、私が後見人になっている場合、どのように遺産分割協議を進めて行くのか全くわかりません。

相談者が後見人になるなら、お母さまと利益相反しますので、特別代理人の選任が必要になるのではないでしょうか。
あるいは専門家が後見人になるかだと思います。

2017年03月29日 03時20分

高島 秀行
高島 秀行 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう
あなたが後見人になるのはよいのですが
あなたとお母さんは両方相続の当事者となり
利益相反関係にあります。
そこで、お母さんの特別代理人を選任して遺産分割協議を
することとなります。

2017年03月29日 09時11分

加藤 尚憲
加藤 尚憲 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう
(1)結論
 お父さんの相続財産には当面手を触れずに、そのままにしておくことをお勧めします。
 以下理由を述べます。

(2)遺産分割の方法
 遺産分割は、相続人全員の合意により成立します。
 ところが、お母さんは重度の認知症のため、有効な意思表示を行うことはできません。
 従って、遺産分割を行うためには、お母さんについて裁判所に法定後見の申立を行うことにより、後見人を付ける必要があります。

(3)あなたが法定後見人になる場合
 後見人になるには資格の制限はなく、あなた自身がなることも可能です。
 もっとも、あなたが後見人になったとしても、あなた自身がお母さんを代理して遺産分割を行うことはできません。
 なぜなら、遺産分割について、あなたとお母さんの間で利益相反が生じているからです。
 あなたが後見人になる場合は、必ず裁判所に特別代理人の選任を申立て、特別代理人(裁判所が選ぶ第三者の弁護士)がお母さんを代理する必要があります。

(4)裁判所の許可が必要なこと
 特別代理人や後見人が遺産分割の合意を行うには裁判所の許可が必要です。
 そして、裁判所は、お母さんの法定相続分(すなわち2分の1)が確保されていない限り、遺産分割の合意を許可しません。
 なぜなら、後見制度はあくまで本人であるお母さんを保護するためのものなので、本人の財産権を奪う内容の合意を行うことは、代理人の任務に背いているからです。
 従って、結局の所、どのみちあなた1人がお父さんの相続財産である不動産を相続するという結論にはなりようがない、ということをご理解下さい。

(5)結論
 もしどうしても不動産を処分する必要がある場合は、上記に従ってお父さんの遺産分割を行った上で、土地をお母さんと共有名義とし、その上で、更に裁判所の許可を得て(注:被後見人の財産を処分するには裁判所の許可が必要です)、土地を売却することができます。
 しかし、そのためにはかなりの労力を必要とします。
 従って、どうしてもという状況でない限り、不動産を処分することはお勧めしません。

あと少しですが、字数制限のため一旦投稿します。



 

2017年03月29日 11時47分

加藤 尚憲
加藤 尚憲 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ベストアンサー
ありがとう
(6)訂正
 あなたのご質問をもう一度読み返してみましたが、相続財産3000万円のうち、預貯金が1500万円あって、これをお母さんに渡すことをお考えなのですね。
 そうであれば、お母さんの法定相続分は確保されているので、その点は問題ないのではないかと思われます。

(7)不動産の売却可能性について
 もっとも、山林・田畑・宅地が本当に売却できるか(かなりの田舎にあるのではないかと思います)という点に疑問があります。
 不動産が売却できなければ、一体何のために手間暇をかけて遺産分割を行ったのか、という話になってしまうでしょう。

(8)その他
 不動産を売却できたとして、そのお金を改葬に使ってしまうと、その後お母さんの介護に更にお金がかかった場合にどうするか、という問題もあります。
 後見人の選任を行うと、お母さんの財産の処分を自由に行うことができず、裁判所への報告義務など、かなりの手間がかかります。
 そこまでして改葬をいますぐ行う必要があるかどうか、ご検討頂くことをお勧めします。
 また、仮に、遺産分割を行う場合は、後見人選任の申立を行う前に、必ず、不動産に買い手が付きそうか、また、いくらで売れそうかについて、地元の不動産屋さんに確認されることをお勧めします。
 後見人選任の申立は、一度裁判所に受理されると、撤回できないためです。
 以上、ご検討ください。

2017年03月29日 12時02分

この投稿は、2017年03月時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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