相続不動産の分筆について

負担付財産贈与契約について質問させて頂きます。
6年前に父が他界し、父名義の不動産は母と私と弟の共有名義で相続しました。父の他界後一年後に母が亡くなり、その不動産は弟との共有名義で相続登記をしました。共有登記後5年も経過したので後々のことを考え、土地の分筆を弟に持ちかけたところ、母からの負担付財産贈与契約書があると言い出されました。

内容は母生存中の扶養を条件に母の死亡後は全ての財産の贈与を受けるということです。寝耳に水であり弟には母の扶養の実態もなく、母の死亡後にかなりの額を金融機関から引き出していたの分かっていました。何故今頃出してきたのか、登記をするときに出さなかったのかも疑問ですし、母がそんな契約をしたとは思いにくいですが母の意思であるのなら、従うしかないと思っております。
契約書の日時は父のなくなる以前のものとなっています。
今後 の対応について伺いたいのですが、
1.登記後であっても、契約書に基づき土地の分筆は自分の持分は母からの遺留分の4分の1になるのでしょうか。

2.登記が差し戻しのようになり、弟に自分の持分が渡った時、税金はどういう扱いになるのでしょうか。自分からの贈与のようになるのでしょうか。

3.父からの相続分は権利は残るのでしょうか。

宜しくお願いします。
2019年06月06日 19時36分

みんなの回答

村上 誠
村上 誠 弁護士
弁護士ランキング 登録弁護士が過去30日における弁護士ドットコム内で行った活動(みんなの法律相談での回答など)を独自に数値化、ランキングしたものです。 東京都3
ありがとう
> 1.登記後であっても、契約書に基づき土地の分筆は自分の持分は母からの遺留分の4分の1になるのでしょうか。

贈与契約の有効性を争わないのであれば、そのようにすることは可能でしょう。ただ、贈与契約の有効性を争ったり、弟さんも、贈与契約による利益を放棄して、法定相続分にしたがった遺産分割に合意して、相続登記をしているとして、共有持分2分の1による分筆を主張することも可能だろうと思います。

> 2.登記が差し戻しのようになり、弟に自分の持分が渡った時、税金はどういう扱いになるのでしょうか。自分からの贈与のようになるのでしょうか。

登記上は、錯誤を原因として、相続による所有権移転登記に更正登記することは可能ではないかと思います。ただ、税務署からは、あなたからの贈与と疑われる場合はあるかも知れません。

> 3.父からの相続分は権利は残るのでしょうか。

お母様の贈与契約によって、お父様の相続関係は影響しませんので、お父様からの相続分は権利として残るでしょう。

2019年06月08日 07時38分

相談者
ご回答ありがとうございました。

法的相続分でお互いに分筆と思っていたので対処に苦慮しております。
再度、質問させて頂きますが、
ご回答の中に、弟が〈契約による利益を放棄して遺産分割に合意して、相続登記をしているとして、共有持分2分の1による分筆を主張することも可能〉と
のご助言がありますが、これは訴訟になるという事でしょうか。先生のおっしゃる通り、贈与契約があるにも関わらず登記をしたという事はその時点で契約放棄した事になると、私も思っているのですが、
法律上はこちらが訴訟等で争わないと契約を無効とする事は出来ないものなのでしょうか。
また、今回のようなケースでは、契約を無効にできる可能性は高いでしょうか。身内で争うような事は極力避けたいのですが、相手は歩み寄るつもりはないようでして困惑しており、ご相談させて頂きます。宜しくお願いします。

2019年06月08日 23時54分

村上 誠
村上 誠 弁護士
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ベストアンサー
ありがとう
> 法律上はこちらが訴訟等で争わないと契約を無効とする事は出来ないものなのでしょうか。

登記は既に2分の1ずつの共有になっており、その状態をあなたが変更するつもりがないと言えば、贈与契約の有効性を主張して、登記名義の変更を訴訟等により争わなければならないのは、弟さん側ということになります。

> また、今回のようなケースでは、契約を無効にできる可能性は高いでしょうか。

弟さんが贈与契約の有効性を主張することについて、争える可能性はあると思います。

2019年06月09日 06時34分

相談者
ご回答ありがとうございました。

登記がすでに済んでいる状況では、贈与契約の有効性が訴訟に持ち込まれない限りはないとのことを知りまして、今後の進め方の方向性が見えてきました。
わかりやすくご説明下さりまして有難うございました。

2019年06月09日 15時03分

この投稿は、2019年06月06日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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