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相続分 : 法定相続分とは?遺産の割合や計算、例外

祖母(死去)の家の売却代金を巡っての叔母との争い

祖母の持ち家を父が代理人となり2016年1月に売却しました。
祖母が2016年5月に亡くなり、父と叔母が遺産分割をしていたと思っていましたが、(叔母に売却代金のうち一部渡している模様)(祖母の家売却時に掛かった所得税は叔母の分まで支払っていた模様)2016年11月に父が亡くなった途端、叔母の配偶者が代理となって「遺産分割が済んでいない」「法定相続分もらえるはずだ」と主張してきました。ですが、渡せるべきお金が残っていません。なぜなら、父が生前、祖母の預金管理を行っていたので、出し入れを自由に行っていたと思われ、祖母の通帳に残高がありません。お金の行方が分からない状態です。
しかし、祖母が亡くなるまで経済的な支援をしてきたのはまぎれもなく父です。叔母は祖母の金銭的な事はすべて父になげてきました。
叔母たちが法定相続の二分の一を断固主張してきたら、借金をするか、母と私が今住んでいる家を売却しなければ払うことができません。自分達の生活を削ってまで、払わなければならないのでしょうか?
なるべく争いたくないので、穏便に済ませる方法はありませんか?
家屋の売却代金を既に遺産分割として分割済みと言うことでしょうか。
売却した際の明細類,預金口座の出入金履歴,遺産分割協議書などの書類を確認する必要があると思います。
お金の行方が分からないとのことですが,できる限り調査して明らかにし説明しないと,先方も納得しないのではないかと思います。
なるべく争いたくないので、穏便に済ませる方法はありませんか?

→ ご記載だけでは判断しかねます。弁護士に事実関係を調査してもらって解決の途を探ることになるでしょう。
相手が金銭を請求している以上
穏便に済ませようと
相手の要求を飲むことになってしまいます。
相手の請求を拒むのであれば
穏便に解決ということを考えず
売買代金の使途をできるだけ明確にして
代金は祖母のために使用したと証拠をもって
主張する必要があると思います。

弁護士に面談で相談し場合によっては依頼された方がよいと思います。
(1)遺産分割について
 そもそも、叔母さんの要求内容は、法的には遺産分割ではありません。
 遺産分割における相続財産とは、「被相続人が相続時に有していた財産で、現在も存在するもの」を言います。
 あなたのケースでは、不動産の売却代金は、お祖母さんが亡くなった時点で存在していたかどうか不明な上、少なくとも現在は存在しないことになります。
 従って、仮に叔母さんが「遺産分割が終わっていない」と主張して、遺産分割調停の申し立てを行ったとしても、あなたやお母さんが支払いを行うことにはなりません。

(2)不当利得返還義務について
 仮に、お父さんが不動産の売却代金を着服したとすると、お父さんは、お祖母さんに対して不当利得返還義務を負います。
 また、あなたやお母さんは、お父さんの不当利得返還義務を相続したことになります。
 しかしながら、不当利得の立証責任は、叔母さんの側にあります。
 現時点で、代金の行方が全くわかっていない以上、叔母さんは、不当利得を立証することは困難です。

(3)今後の方針について
 まず、一番大切なことは、叔母さんには、お祖母さんやお父さんの通帳などの資料を一切渡さないことです。
 資料を渡すことにより、余計な追及の手がかりを与えることになるからです。
 また、あなたが何を説明しようと、決して叔母さんは納得しないので、今後の人間関係については割り切った対応をすべきです。
 おばさんは、あなたやお母さんにお金を払ってもらうことが最終目的であるため、あなたが何を説明しようと、引き下がることはまずありません。
 つまり、資料を渡したり、説明をしたりするだけ、次の攻撃の材料を与えるだけなのです。
 あなたは、「なるべく争いたくないので、穏便に済ませたい」とおっしゃっています。
 親族と争いたくない感情は理解できるのですが、すでに争いが起きている状況でこのような気持ちで接するのは危険です。
 なぜなら、中途半端に相手の要求を飲んで資料を渡すなどし、それが命取りになる可能性があるからです。
 また、相手の感情に付き合っていると、いつまでもズルズルと終わりのない話し合いに付き合わされ、精神的に消耗します。
 毅然とした対応を行うことが、この問題を早期に終わらせることにつながります。

あと少しですが、字数制限のため、一旦投稿します。
続きです。

実は、あなたのようなケースでは、相手と話し合いをするときに、注意すべき典型的な点があります。
インターネット上に直接書くことは適当ではないため避けますが、次回、叔母さんと話し合いをする前に、必ず直接弁護士に相談することをお勧めします。

koharuさん
2017年02月20日 21時51分

みんなの回答

須見 健矢
須見 健矢 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう

2017年02月20日 22時13分

高橋 淳
高橋 淳 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう

2017年02月21日 08時36分

高島 秀行
高島 秀行 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
弁護士が同意1
ありがとう

2017年02月21日 09時04分

加藤 尚憲
加藤 尚憲 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう

2017年02月22日 01時40分

加藤 尚憲
加藤 尚憲 弁護士
遺産相続に注力する弁護士
ありがとう

2017年02月22日 01時45分

この投稿は、2017年02月20日時点の情報です。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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