二十年前の相続放棄書と、当該用途の意識なく渡した直近日付の印鑑証明書での不動産登記の阻止可能は?

公開日: 相談日:2018年05月06日
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実父と実母が共有の土地について、約二十年前に実母が亡くなった際、実父からいずれまとめて相続するので実母持ち分を相続放棄するよう促され、言われた通り相続放棄の書類に実印を押印しました。その時に印鑑証明を要求されましたが忘れてしまい渡しませんでした。
その後実父は再婚しましたが、再婚した継母も昨年亡くなりました。継母の死去に際し、遺産の整理のため印鑑証明を要求され渡したところ、数カ月経って突然土地を売る、その金で自由に生きると言い出し、相続放棄しているから俺の自由だと言い出しました。よく話を聞くと、どうやらどこかの女性からそそのかされているようです。
印鑑証明に有効期限がないことは承知していますが、あまりに身勝手で祖父や実母にも申し訳が立たないので土地売却を阻止したいと思うのですが、法的に可能性はありますでしょうか。実父とはいえ信用して印鑑証明を渡してしまった自分が情けないですが、ご教示お願いします。

658781さんの相談

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    > 実父からいずれまとめて相続するので実母持ち分を相続放棄するよう促され、言われた通り相続放棄の書類に実印を押印しました。その時に印鑑証明を要求されましたが忘れてしまい渡しませんでした。
    1.上記は,登記の際に使用する「相続分のなきこと証明」でしょう。
    2.一方,法律上の相続放棄は,家庭裁判所に対する放棄の申述が必須です。
    3.相続放棄は有効になされたものではありません。

    > あまりに身勝手で祖父や実母にも申し訳が立たないので土地売却を阻止したいと思うのですが、法的に可能性はありますでしょうか。
    1.実母の子どもとして法定相続していること(共有持分権者であること)を主張でしょう。

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    売るといっても共有のままであれば難しいですし、仮にすでに父の単独名義になっているのであれば、登記名義を移転するために何らかの書類(遺産分割協議書など)を提出しているはずです。色々と事実関係を確認すべきです。

    実印を押した「相続放棄の書類」とはどんなものでしょうか?(遺産分割協議書ではないでしょうか)
    問題の不動産の名義は実際今どうなっているのか?法務局で登記を調べれば実際どうなっているか分かります。実際に名義が父に変更されているのであれば、登記申請時の附属書類を閲覧してみれば何か分かるかもしれません。

  • 相談者 658781さん

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    先生方、早速のご回答ありがとうございます。
    対象の土地は実父と実母の共有名義のままで、二十年前に実印を押した書類は家庭裁判所宛の相続放棄の書類と記憶しており、日付は二十年前のものです。渡した印鑑証明書は約半年前の日付です。
    実父は不動産業者から、この組合せで実父と実母の共有名義の土地を、実母共有分を実父が相続の上売却可能と聞いているようです。
    私としては印鑑証明書は二十年前の相続放棄の用途に渡した認識はなく、現に両書類の日付は二十年乖離していることから、相続放棄は無効または不存在と主張することで、土地の売却を阻止できる可能性があるのではないかと考えております。
    もしその可能性があるようでしたら、弁護士あるいは司法書士の先生に具体的にご相談したいと思います。 お手数ですがアドバイス宜しくお願いします。

  • 高島 秀行 弁護士

    注力分野
    遺産相続
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    20年前に相続放棄をしているのであれば
    実母の持ち分について
    実父名義にするのを阻止するのは難しいと思います。

    印鑑証明書を登記に利用されるとすれば
    20年前に署名捺印したのは
    相続分無き事の証明書か
    遺産分割協議書かもしれません。

    印鑑証明書をだまし取られたということであれば
    法務局に登記の不受理の申し出をすれば
    登記はすぐにされないかもしれません。

    ただし、いずれであっても、20年前に署名捺印をしているのであって
    その署名捺印自体は有効なことから、
    裁判をすれば敗訴することになる可能性が高いと思われます。

この投稿は、2018年05月時点の情報です。
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