口頭で結んだ祖父と孫の生前贈与契約(?)について。

公開日: 相談日:2020年04月20日
  • 1弁護士
  • 1回答

【贈与契約について】
祖父と孫の口頭での贈与契約についてです。

1年ほど前、祖父が 73歳で他界しました。生前に「75(歳)になったら俺の株式をすべてやる」などと言った会話を何度かしていました。
現在は相続発生により祖母(祖父の配偶者)が株式を持っています。
私の親の兄弟(おじ・おば)と私の関係が悪く、祖母もいつ・どうなるかわからないので祖母から私に生前贈与をしてもらおうと考えています。

(家族構成)
  (兄弟あり)祖父=祖母(兄弟あり)
          ⇃
      父親=母親  親戚A(独身)
         ⇃
       私(独身) 弟(独身)


Q 口頭でのやり取りではありましたが、上記内容でのものでは贈与契約が結ばれていると評価できますでしょうか。

Q 契約が結ばれていると評価できる場合、相続のやり直し等、私の手元に株式が来るようにする手段はありますでしょうか。

Q 生前贈与が間に合わず祖母が他界した場合はどのようにすれば手元へ株式を持てますでしょうか。

Q 祖父の兄弟に何か伝えた方がよいことなどありましたら教えて頂ければと思います。

以上4点、どうぞよろしくお願いいたします。

913315さんの相談

回答タイムライン

  • 中村 和也 弁護士

    注力分野
    遺産相続
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    口頭のやり取りでも贈与契約は成立しますが、現実問題として口頭のやり取りの存在を証明できないため、質問者様と祖父との間の贈与契約があると評価される可能性は低いと思われます。

    仮に贈与契約の成立を証明できたとしても、既に祖母が相続に基づき株式名義を変更しているのであれば(株式名簿や振替口座簿について祖父から祖母に名義が変わっているのではないでしょうか)、会社や証券会社に対する請求は難しいでしょう。
    祖母に対して、株式を引き渡す債務を相続したとして株式を引き渡すよう求めることはできますが、祖母側が旧民法上の贈与の「撤回」や現行民法上の贈与契約の「解除」を主張した場合、祖母側がこれらを主張する資格があるのかを含めて難しい問題となります。
    なお、そもそも贈与契約の成立自体の証明が難しいことはQ1のとおりです。

    祖母の法定相続人(母,叔父,叔母)が株式を共有する状態となります。会社・証券会社に名義変更を求めることが難しいのは上記のとおりでしして、祖母の法定相続人たちに株式引き渡しを請求するのが難しいのも上記と同じです。

    祖父の兄弟に対しては、もめそうでないならば祖父が株式を質問者様に贈与する意思を持っていたことを説明して、祖母が質問者様へ株式を渡すよう話し合いに協力してもらえればラッキーです。
    口約束をしてくださった祖父が死亡した時点で、質問者様が株式を獲得するのはかなり難しくなっているものと考えます。

  • 相談者 913315さん

    タッチして回答を見る

    早速の回答ありがとうございます。
    書き忘れてしまっていたのですが、電話でのやり取りが音声データとして残っていたので、口頭やり取りは証明できる状態にはあります。

    親戚とも相談したいと思います。ありがとうございました。

この投稿は、2020年04月時点の情報です。
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